アートの小話 その2 | 英語講師・英会話教室と学習塾の運営者向けブログ

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子供英会話講師として独立開業したいという夢を支援します。フリーランスで活躍、または教室を開設や塾の経営に役立つ情報をお伝えできればと思っています。

最近は夕飯のメニューを考えるのが苦手になってるスタッフNSです。

こんにちは!
前回のブログに引き続き「絵画のここをみる!」と題し、私が絵画を鑑賞する際のポイントをご紹介したいと思います。

【ポイント2】作品の違いを探す

「おいおいスタッフNSさんよ、前回のブログでは似たような絵を探すって言ってのに、違いを探すって何だよ!?」

と突っ込みを入れたくなる読者の方もいらしゃることと思いますので、もう少しご説明をします。

例えば、西洋の宗教画は聖書の内容が多く、年代や画家の出身地を問わず様々なスタイルで描かれています。

今回は同じテーマで描かれた絵画の相違点を探す、ということです。

絵画の大海原で、何の手がかりもなく似たような作品を探すのは、かなり難易度の高い作業。
でも今回ご紹介したポイント2は比較対象を見つけやすいのではないでしょうか。
 
それではイエス・キリストが処刑される前に弟子たちと食事をとるという有名なシーンを描いた【最後の晩餐】を見比べてみます。
 
ジョット作【最後の晩餐】
 
レオナルド作【最後の晩餐】
 
ジョットはレオナルドよりずっと前に生きた人です。
こうして見比べてみると、同じテーマなのに描き方が大きく違う事に驚かされますね。
 
ちなみにレオナルド・ダ・ヴィンチというのは、直訳すると「ヴィンチ村のレオナルド」という意味なんだそうです。
この頃の人々は愛称で呼ばれるのが一般的だったのだとか。
 
日本ではレオナルド・ダ・ヴィンチを縮める時はダ・ヴィンチと言いますが、レオナルドとした方が「お!この人わかってるね~」と思われる確率が高いのです。
 
もちろん私はいつもツウぶって「レオナルド」と言うようにしています♬
ではまたっ!