2011年7月より、東日本大震災支援プロジェクト「つながる.com」に、総合プロデューサーとして携わってきましたが、この活動を通して、被災された女性、特に被災されたママから多くの体験談を伺う機会がありました。この体験談は、女性や子どもに本当に必要な備えを教えてくれただけでなく、自らの防災意識を高めてくれる貴重なものでした。
そこで、女性や小さな子どもを守るために、本当に必要な防災について取材し、『被災ママ812人が作った 子連れ防災手帖』(メディアファクトリー)の出版しました。
その中で見えてきたのは、最悪な状況の中で被害を最小限に留めた人に共通したのは“災害に対する備え”であり、“率先した避難”だということです。
自分や家族の命を守るのは自分自身です。防災に対する姿勢が行政依存になっていては、災害時にも行政依存の姿勢になる危険性があります。
また、防災に重要な“地域の繋がり”の希薄化も問題となっています。自治会単位での防災訓練も活発とは言えず、地域との関わり方がわからない方も多いのではないでしょうか。これらの問題を解決できるのが、「アクティブ防災」だと考えています。
防災に関心を持ってもらい、その中で防災に対してアクティブな姿勢になっていくこと。人類全体の財産でもある子どもたちを守る防災術をこのサイトを通じて発信していきます。
子どもと女性を守る防災について、皆様のご体験や防災情報などがありましたら、ぜひMAMA-PLUGまでお寄せください。
被災ママ812人が作った子連れ防災手帖/メディアファクトリー
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