イビキをかく人は喫煙者や肥満者よりも心筋梗塞になるリスクが高い | アクティブエイジング アンチエイジング
[イビキをかく人は
        喫煙者や肥満者よりも心筋梗塞になるリスクが高いと判明]

(IRORIO  2013年01月28日)

2013年01月28日 19時30分


毎晩大音量のイビキをかいている人は、一緒に暮らしている家族や隣人に
迷惑をかけているだけでなく、自分の寿命も縮めている可能性があるという。

米デトロイト大学の研究チームがおこなった調査により明らかになった。


女性の4人に1人、男性の5人に2人が頻繁にイビキをかいていると
言われているが、これまでその“イビキ”が長期に渡り健康に悪影響を
及ぼすとは考えられていなかった。

しかし同大学が18歳から50歳の男女を対象におこなった調査によると、
よくイビキをかく人は、血液を脳に運ぶ頸動脈が肥大しやすいことが
わかったとか。
頸動脈が肥大すると、心筋梗塞や脳出血を引き起こすといい、そのリスクは
喫煙や肥満よりも高いそうだ。


昨年米ウィスコンシン大学がおこなった調査では、イビキをかく人は
がんが原因で死亡する確率が4.8倍高いとの結果が出ている。


米ヘンリー・フォード病院のRobert Deeb医師は、「もし夫や妻がイビキかき
ならば、うるさいからとベッドから蹴り落とすのではなく、もっと深刻に
考えて専門家などに助けを求めた方がいい」と警鐘を鳴らしている。





http://irorio.jp/asteroid-b-612/20130128/45322/