印刷工場で多発の胆管がん、洗浄液が発がん性物質に | アクティブエイジング アンチエイジング
[印刷工場で多発の胆管がん、洗浄液が発がん性物質に・・・東大チーム発表]

(読売新聞  2016年4月27日)


印刷工場の洗浄液などに使われる化学物質「ジクロロプロパン」は、肝臓で
発がん性をもつ物質に変換されることで、胆管でがんを引き起こしている
可能性が高いという研究結果を、東京大学の豊田優・特任助教らのチームが
発表した。

科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。


研究チームは、ネズミにジクロロプロパンを投与。
肝臓で発がんの可能性のある物質に変換され、胆管に排せつされることを
確認したという。
「今後は胆管がんを発症した人の細胞を調べ、発がんの仕組みを明らかに
したい」としている。




https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160427-OYTET50010/