[島根大が二つの心疾患女児を救命 生後3カ月]
(共同通信 2014年6月13日)
島根大病院(島根県出雲市)は13日、「総動脈幹症」など2つの重い先天性の
心疾患を抱えた生後3カ月の女児を救命する手術に成功し、女児が同日退院
したと発表した。
難手術は計5回を数えた。
病院は「同じ症例の手術はこれまで報告されていない」としている。
執刀した循環器・呼吸器外科(小児心臓外科)の藤本欣史講師によると、
女児は生後すぐの3月、県内の別の医療機関から運ばれ、肺動脈と大動脈が
分離せず肺に多く血液が流れる総動脈幹症が見つかった。
度重なる手術の間、体重は約500グラムしか増えなかったが、今はミルクを
たくさん飲む元気な姿を見せているという。
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061301001339.html