1987年に公開されたモータースポーツのドキュメンタリー映画
「グッバイ・ヒーロー」である。
中島悟のフルタイムF1参戦によって、日本により「F1」を広めるために
作られた映画といっても過言ではない。
ニキ・ラウダの壮絶な事故と復活を描いた「ポール・ポジション」。
ロニー・ピーターソンの死を記した「ポール・ポジション2」。
カナダの英雄ジル・ビルヌーブの刹那的な死を哀悼を表した「ウイニングラン」。
この3つの映画を再編集し、さらに事故によって命を失った
レーサーに対する鎮魂歌とも言える映画である。
(海外でのタイトルは「GRAND-PRIX REQUIEM」である。)
ここ2週のうちにモータースポーツより2つの訃報がもたらされた。
2005年のインディシリーズチャンピオン、ダン・ウェルドンの事故死。
そして二輪、将来を嘱望された若きイタリアン、マルコ・シモンチェリ。
インディとモトGPは以前ほどは見なくなっていたが、
それでもよく耳にするドライバーであり、ライダーであった。
モータースポーツは危険と隣り合わせであり、
限界ぎりぎりで戦う姿に魅了されるのだが、訃報はやっぱり悲しいのだ。
グッバイ、ダン。グッバイ、マルコ。