柔道の習い方 紹介 | アクション通信

アクション通信

ロックアクションズ代表、石田憲一オフィシャル・ブログです

新しいメルマガ、

「役者ならアクションを手に入れろ!」

スタートしています。

 

石田の本棚から、順番に武術系の技術書を紹介しています。もちろんアクションに役立てるためですよ。

今回は「柔道の習い方」です。

これはかなり渋めの古書ですが、実は武道系の書籍は古いものほど価値がるのです。というのも、単に貴重価値があるというだけでなく、スポーツ化される以前の技術情報がかなり濃く取り上げられているからですね。例えば最近の柔道技術書なら、試合のための技術が中心だったりすることでしょう。しかしこの書籍などは、とにかく投げ技も抑え込み技も、それから締め技、関節技、型、当身などが満遍なく紹介されています。古いために写真は少ないですが、その分イラストや文章を駆使して詳細に解説されているところなども、動画では伝わりきらないところをフォローしてくれるでしょう。

アクション的には、このような古流のカラーを色濃く残している柔道のほうが、何かと使える可能性が高いです。まあ、柔道を有効活用したアクションはまだ開拓の余地があるでしょうから、そういった場合には、古い技術書の方が参考になりますね。

ということで今回の武道書は、金園社   刊・田中 宗吉 (著)「柔道の習い方」でした。