アクション通信

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2018-12-13 18:04:14

殺陣と立回り2

テーマ:ブログ

振り付けと行為、情報空間と物理空間

 

以前書いた「殺陣と立回り」というエントリーが、長きにわたって読まれているようです。そこで今回は、追加項目としてパート2をお届けします。

 

おそらくこのエントリーを読んでいる方は、殺陣と立回りはどう違うのか?という疑問から、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。結論から言ってしまえば、私の知っている限り、現場での使用においては問題とするほどのことはなく、実際には混在していました。さらには現場ごとに、どちらを主流として使っているかという程度の違いであって、明確な線引きのようなものは、なかったように思います。しかし、現場を経験している者ならば、どちらを使われても文脈上何を意味するかは理解できるはずです。そのように曖昧でありながら、意味判断が可能であるということは、要するに意味が重複する部分としない部分があるということでしょう。

 

実例を挙げてみます。例えば、殺陣師とは言いますが、立回り師とは言いません。また殺陣田村はありますが、立回り田村はありません。ということは、殺陣が振り付けを意味する一方、立回りには振り付けの意味が希薄であるということになります。

では立回りとは何か?これも言語運用で考えてみますと、「立ち回る」とは言いますが、「殺陣る」とは言いません。そうなると立回りとは、実際的な行為そのもののことを指している、ということがわかります。逆に殺陣は実際行為そのものを指してはいないわけです。

 

ですから殺陣と立回りの差異をまとめてみると、殺陣=振り付けそれ自体、立回り=行為ということになります。つまり殺陣とは、動作段取りの記号的な情報状態を指していると考えられるのです。それに対して立回りは、実体的な動作そのもののことになります。ある振り付けを想定した時に、それが動作段取りという情報空間にある場合は「殺陣」、実際に人間が動くという物理空間にあるなら「立回り」という違いになるわけです。または、ある一つのアクション・シーンに対して情報空間から捉えれば「殺陣」、物理空間から捉えれば「立回り」とも言えるでしょう。つまり両者は表裏一体のコインの裏表のようなものなのです。しかしどちらも、演技として格闘を表現することを指すという共通点はありますから、振り付けをする際は「殺陣をつける」とも「立回りをつける」とも言います。

 

以上が言語運用に見る、殺陣と立回りの、差異と共通点です。では、なぜ差異があるのか。それは逆に、なぜ共通点があるのにどちらか一つに集約されなかったのか、という疑問に行き着きます。その答えは、おそらく差異としてそれぞれ異なる意味性を持っていること、それ自体が重要だからではないでしょうか。つまりどちらか一方だけで存在しているわけではないということです。

 

もちろんこれは一つの視点の提示ですから、全てを言い表しているわけではありません。ただ、このような見方、考え方ができるということは、理解しておくべきでしょう、

この続きもあるのですが、それはまた次の機会にしたいと思います。

 

→「殺陣と立回り」へ

2018-10-23 23:45:58

・・・き、期間限定で?

テーマ:ブログ

前回ご紹介した、ロックアクションズのアイテムですが、

な、なんと突然に期間限定で、セールスが開催中です。

対象商品は、

  • スウェット
  • フーディ
  • ロングスリーブTシャツ
ということで、例えば
こんな感じですね〜

 

開始:2018年10月23日(火) 12:00
終了:2018年10月29日(月) 18:00

 

で、税抜き価格から1点につき700円を割引

だそうです。

 

ちょっと、覗いてみてください〜

 

https://suzuri.jp/ROCKACTIONS

 

2018-10-10 23:45:45

こ、こんな展開なんて・・・

テーマ:新レッスン

ひょんなことから、

Tシャツなどのアイテムを作ることになりました。

 

ロックアクションズ・ブランド初の

グッズ展開です。

 

まあ、遊びみたいなものですが、

かっこいい感じで仕上がったので、

ぜひ見てくださいね!

 

https://suzuri.jp/ROCKACTIONS

 

 

2018-10-01 17:38:56

レッスン動画その1

テーマ:新レッスン

先日のレッスンを撮影してみました。

そのコメントと合わせて、作成した動画です〜

何をやっているかは、メルマガで解説してます。

 

一見、ゆるそうに見えますが

実際は本質的に重要度の高い内容なんですね。

最初はゆるく、だんだんと条件が厳しくなっていくので、

覚えやすいのです。

2018-09-21 23:01:08

ハーフ・ターンとフル・ターン

テーマ:ブログ

今週の金曜レッスンは〜

 

この文の最後で、

簡単なノウハウも紹介しておきます。

 

金曜レッスンを始めて3回目ですね。

 

今月は基本強化月間なので、

初心者向けの

「これだけは絶対にマスターしたい基本」

 

をピックアップして、

自宅向け練習法の練習を中心に行っています。

(練習法の練習というのがキモ)

 

これね、ここだけの話ですが、

一見何でもない動きの中に

アクションの極意が潜んでいるのですよ。

 

これをリアムでは、

建築家ミース・ファン・デル・ローエ

の言葉を借りて

「神は細部に宿る」と呼んでいます。

 

だから簡単そうに見えて、

動きをなぞることはできても、

 

その本質をつかむのは

容易ではないのです。

 

でも、これをやっておくと、

後々楽ができますから

 

習慣化してしまうための、

自宅向け練習法なのです。

 

例えば、

ハーフ・ターンとフル・ターン。

 

180度回転と360度回転ですが、

これだけでもきちんとできれば、

 

それだけで極意をマスターしたも同然

というぐらい効果的な練習法です。

 

片足を軸にして回るだけなので、

トライしてみてはいかがですか?

2018-09-14 21:38:12

本当は誰でもできるが・・・

テーマ:ブログ

 

誰でもできるアクションなんて、

なんか嘘っぽいですよね。

 

本当に誰でもできるなら、

みんな上手くなってしまいます。

 

逆にそれが本当だとしたら、

初心者レベルの簡単な動きなんじゃないの?

と疑いたくなるのは当然です。

 

でもリアムのレッスンは、

誰でもできるというのが本音なんですが、

 

「ウソだろ〜」

 

と言われてしまうのが嫌なので、

あえて誰でもできるとは言っていないです。

 

だからちょっと小声になりますが、

 

「本当は誰でもできる、その理由は?」

 

・・・それは精緻な動きだからです。

 

精緻ということは、細かい動き、

微妙な動きということですから、

 

その積み重ねなので、丁寧にやれば

一つ一つは誰でもできるのです。

 

しかし、

 

一般的なアクションのイメージというと、

派手な大技をダイナミックに決める!

というような印象がありますから、

 

「それが誰でもできるなら、俺もやってみたい!」

 

という人は多いかもしれません。

 

でもアクション表現の本質は、

そういったところにありませんから、

 

それは素人向けの

客寄せ技術のようなものなのです。

 

プロフェッショナル=本気の人向けは、

精緻かつ地味なんですね。

 

なんていうと

あまり魅力的に思われませんから、

 

リアムではこれを

 

「神は細部に宿る」

 

と言っています。

 

 

さて今日は金曜レッスンでした。

 

会員ナンバー001号の清水さん、

現役大学生の女優さんです。

 

女性ですから

繊細な動きが得意です。

 

微細な違いがわかるタイプなので、

今すぐできないことでも自分で

 

「違う!」

 

ということがわかりますから、

あっという間に成長するでしょう。

 

クラシック・バレエの技術体系を

ご存知の方ならイメージできると思いますが、

 

アクションの性質上

バレエほどの厳格ではありませんが、

 

個別性を生かした中での正確さは、

すなわち最も合理的に動けて、

最も形のいいフォーム作りのためにあります。

 

だからそれを守ることで、

パフォーマンスが高度化するのです。

 

このように繊細な動きなので、

バレエのように案外女性向きかもしれません。

 

ですから女優さんの応募も待っています

 

 

 

2018-09-06 22:46:09

俳優専門アクション教室リアム・会員募集中

テーマ:ブログ

昨日、リアムの第一回レッスンを行ってきました。

場所は、高田馬場にあるスポーツセンターです。

終了後、会員の清水麻緒さんと、動画を撮りました。

 

俳優のためのアクションに特化した

スペシャルなカリキュラムですから、

特別な運動能力は必要ありません。

そういったことを身につけるためのレッスンですから。

 

毎回、自宅でできる練習法を教えているので、

レッスンのない日は、復習すればするほど上達します。

 

結局のところ、

練習しないで上手くなるということは、

どんな分野でもありえません。

だから、あまりおいしいことは言いませんが、

正しい練習以外、上達することもないのです。

 

そんな俳優の主役型アクションに特化した

レッスンを行っています。

 

テキトーな指導で、上手くならず

諦めてしまった俳優の方の、

再習得にも最適です。

 

 

 

 

2018-08-27 19:36:18

新レッスン、スタート

テーマ:新レッスン

突然ですが、熱心な女優さんの要望を受け、

新レッスンをスタートさせることになりました。

 

アクション教室リアム

9月よりスタートです。

 

詳細はHPをご覧ください。

 

金曜クラス12:30〜14:30と、

日曜クラス9:00〜11:00 の二つです。

2018-08-02 21:09:56

イントロまとめ編:忘備録09

テーマ:香港アクション忘備録

香港映画に関する記憶を書き綴る「香港アクション忘備録」。

まずはイントロ編として、アッシュ面々の香港出演事情に触れています。

 

<イントロまとめ編>

ここまで軽く書いてきたように、同じ香港映画出演と言っても、様々なパターンがありました。しかし共通するのは、全員がアッシュにおける高度な訓練と学びがあったからこそ、香港映画で日本のアクションの凄さを見せつけることができたという点です。(もちろん5人以外のメンバーも同様ですが。)

それはアッシュ以前の真田広之さんの「龍の忍者」、高木淳也さんの「忍者&ドラゴン」からの流れ(第一話参照)を考えれば、斎藤流アクションの凄さでもあるという、さらなる共通点が浮かび上がってくるのではないでしようか。この点、特に斎藤一之さんの殺陣師、及びアクション人材育成力については、一般的な評価としてまったく見過ごされている、または気づかれていないポイントなので、あえて強調しておきたいと思います。

結局、斎藤流アクションの直伝は、実質的にアッシュ・ファースト・ジェネレーションで途絶えることとなってしまいましたが、その遺伝子はアクションの本道として、しっかりと受け継がれていくことでしょう。

ということで、イントロ編の軽いまとめとしておきます

2018-07-26 21:16:08

早瀬出演編・死闘伝説:忘備録08

テーマ:香港アクション忘備録

香港映画に関する記憶を書き綴る「香港アクション忘備録」。

まずはイントロ編として、アッシュ面々の香港出演事情に触れています。

 

<早瀬出演編>

早瀬さんの場合は、先輩なのに最後なのははわけがありまして。まずその昔、Gメン75というドラマのロケで、香港に渡った経験があったそうです。だからすでに香港経験者だったわけですね。それから前記したように、すでに台湾には、視察に行っていましたから。

それはさておき、もう時効なので書いてしまいますが、当時アッシュとは別働隊として、密かに香港から日本への日本人逆輸入計画が進行していたのです。しかし、とある一人の部外者に近いバカがリークしたために、本当ならうまくソフトランディングさせることもできた企画が、大人の事情により頓挫してしまいました(この件については、のちに触れるかもしれません)。ということで、純粋なアッシュ経由ではありませんが、その企画の進行中に運良く実現したのが、早瀬さんの参加したフィリピンロケだったのです。

この作品は邦題「死闘伝説」という香港アクションを中心としたドキュメント作品シリーズの大島さんインタビュー・パートに収録されました。その関係で、日本では比較的よく知られていると思います。

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