アクションとギミック | アクション通信

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ロックアクションズ代表、石田憲一オフィシャル・ブログです

メルマガ第109号を発刊しました。
今回のテーマは「アクションとギミック」です。
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こんな感じで始まっています〜

 

・・・今回は、「アクションとギミック」をテーマとしよう。

先日、東京駅にあるステーション・ギャラリーで、アドルフ・ヴェルフ展を見てきた。今月は、3度目の美術館だが、さらに前売り券を二つ押さえている。ということで美術館づいているのだが、今回はその時にステーション・ギャラリーで見た、カタログのバックナンバーである「高倉健の写真展カタログ」より感じたことから始めよう。

高倉健の初期出演作の写真を見ていて、なんとなく「松田優作に似てるな」と思ったところから、それは単なる顔の造作だけでない共通点があることに気付かされた。実を言うと、僕はこの二人の俳優について長年興味がなかった。しかし思うところあって、数年前に松田優作を、そして去年は高倉健を軽く研究したのだった。その結果、好みは別として、それなりの魅力は理解したつもりだが、熱心なファンではないからこそ見えてくる領域に気づいたのだ。もちろんその正当性を主張するつもりはない。ただそこから得られた認識が、アクションへの理解を深めるのに役立つということに気づいたので、シェアしようと思うのだ・・・