先週末大阪で開催した1day +3days「実践演技ワークショップ」「インプロワークショップ」
今回は継続で参加頂いている方々と共に、
初めて挑戦された方も多く、皆さんが自分の課題に真摯に向き合われている姿がとても印象的でした。
実践では、与えられた台詞から、
チームそれぞれの物語が生まれました。
同じ台詞で、ここまでも違う演出が出来るのは、
師匠ならではの特質で、尚且つ閃くスピードがスーパーコンピュータみたいに速いので、今回も興味と驚きの連続でした。
チーム毎に作った背景から更に掘り下げ、
やり取りが興味深くなっていきました。
限られた台詞をどう扱うか?台詞だけに頼らず、そこにどんな表現を引いたり足したりすれば、関係性や状況、背景を、より「想像的」に出来るのか?
そこに「AR演技メソード」と「演技の基礎」の
ロジックが役立ちます。
具体的な説明と共に、実際に少し表現を加えると、伝わるものが明確に変化する。
ほんの少しで世界観がガラッと変わる。
この「ほんの少し」の違い。
ここが、誰でも思いつかない部分だからこそ
俳優の世界観を変えてくれる「実践演技ワークショップ」の価値であり、貴重な体験だと益々感じることが出来ました。
今回アシスタントコーチとして、皆の撮影をしながら非常に勉強になった充実時間でした。
何よりみんなの変化を目の当たりに出来るのが幸せです。ありがとうございました。
次回は2024年1月を予定しています!
演技コーチ
津村朱実