非言語(ノンバーバル)の可能性 | AR演技メソード認定コーチのブログ

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言語(バーバル)は、

 

人とコミュニケーションする中で

頭の中で考えて言葉を選んだり

 

本当は

言いたいことがあっても

その場では言わなかったり...

 

気を遣って

本当の気持ちとは

逆の違う言葉で表現したり...

嘘までつけてしまう...

 

基本的に私達は

頭のなかで伝えることを高速で

言葉を選んで遣っています。

 

自分がよく遣う言葉(癖)もあるし、

習慣で大体遣う言語は決まっています

 

そして

 

非言語(ノンバーバル)は、

 

頭で考える前に

勝手に身体が反応し

 

無意識に動く領域が広いので、

 

ほぼほぼその人の「真実」

出ていると考えていいと思います


だからこそ、

相手の非言語をキャッチして
相手の非言語メッセージを理解して
相手の非言語メッセージに対して

そこに必要な関わりが出来るようにする

 

それこそが生きた反応


そこに

マニュアルはありません。

 

 

私たち役者が演じるとき
セリフ(言葉)は決まっていても

セリフ以外(非言語)は決まっていないので

 

日常から

「相手の非言語に反応出来る自分」

を作っていれば

 

演技(お芝居)でも

日常と同じように

相手役の非言語で

反応出来る可能性が広がります

 

その反応⇔表現

それこそが

 

与えられた台詞(言語)を、

言葉の意味以上に、

やり取りに深い意味を持たせてくれる。

 

 

もちろん

無意識レベルのことなので

そう簡単にはいきません

 

毎日の意識やトレーニングが必要です

 

私が

映画や舞台を見ていて

私の全身に染み渡るような

心動かされる作品というのは

 

やはり

登場人物一人一人の

「人物像」が明確な上に

ストーリーがあること。

 

※ストーリーが先ではない。

 

ストーリーは良かったけど(分かったけど)

何だか物足りなさを感じるとき...

 

それは

登場人物一人一人の、

人物像が見えてこないときです。

 

この「人物像」こそ

非言語(ノンバーバル)の表現です

 

でもそれが簡単でないからそ、

興味は深まるばかり。

 

私も探求し続けています。

 

人物像が具体的だと

ストーリーが生きる。

 

ストーリーを生かすのは

私たち役者の使命ですね☘️

 

 

AR演技メソード認定コーチ

津村朱実