舞台上で生きる登場人物が
どんな人物か?
どんなキャラクターか?
自分のセリフ(言葉)だけで、
自分(役)を見せよう、表現しようと
いくら一生懸命セリフの言い方を考えても、
セリフだけでは伝わらない部分。
演技で難しいところは
次の相手のセリフを知っているため、
特に始めたばかりの役者の頭のなかは、
次に言う自分のセリフに
意識が向かってしまいがちです。
だから、興味はどこにあるか?
というと
「自分の頭のなか」=自分
またこれは逆に、
普段の私たちのコミュニケーションに
通じるところがあります。
会話🗣️をする時、
大半が自分の話すこと(内容、言いたい気持ち)にフォーカスしています。
しかし、
相手がその話を聞いて、
何を捉えどう思ったのか?
興味があるのか、ないのか?
または気を遣って聞いているのか?
そのままが表現に出ています。
さて、あなたは?
自分が話をするとき、
相手のその微細な反応をキャッチ出来ていますか?
ほとんどの人は自分に興味があるので
細かい反応は見落としています。
目は相手を見ていても、
フォーカスしているのは話す内容だからです。
だからこそ、
相手にちゃんとフォーカスして
反応出来るひとは魅力的なのです
AR演技メソード認定コーチ
津村朱実