より良くするためにセッティングする(プラスの提案) | AR演技メソード認定コーチのブログ

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Aさんは

人から渡されたもの(提案)に、

 

「はい、分かりました」
 

と受け入れ、

何の疑問も持たずにその通りやる。
 

そして実際やってみると、

渡された提案だけではとてもやりにくい状況となり、

そんな状況にイライラして不満が生まれる

 

 

Bさんは

Aさんと同じものを渡される

 

その瞬間にシミュレーションし、

自分が動く状況を想像する。

 

いま渡されたものだけで動くと

自分がバタバタする状況となり

スムースにいかないことが目に浮かぶ目

 

断るか、

「受け入れる」ときは

ここにこれがあれば助かる

こうものがあればさらに良くなる


など、アイデアが浮かび

プラスの提案をする。

 

もしプラスの提案をして

その通り用意が出来なかったとしても、

いま渡されたなかでの

ベストの動きを探すしかないことも瞬時に理解している。

 

だからこそ

ある意味大変でもベストを尽くす自分を楽しめる。

 

AさんとBさんとの違いは

 

「疑問」を持つところ。

 

Aさんはその通りそのまま

言われたとおりにやる人物ではあるが、

特に提案はしない。

 

何の疑問も持たずに受け入れれば

プラスの提案は思いつかない。

ただ、やりにくさだけが残り、

意味のないストレスが溜まることになる。

 

Bさんは

こういうのがあればありがたい。

ここをこうしたほうが(動きにも)無駄がなくなる。

これをやるためには、今この状況のなか

〇〇が必要だ。など。

 

より良くすることを考えているからこそ

プラスの提案が生まれる。


これは私の体験談として

実際にそのようなことがあり

演技と同じだと思ったことパー

 

演技では今在ることを使って

どのようにシーンを展開していくか。

そこに何が在れば、もしくは何をカットすれば、

より良くなるか。

どう扱うかがプラスの提案です。

 

「受け入れる」とはそういうことパー

 

AR演技メソードでいつもお伝えしている

「興味や疑問を持つ」とは

こういった社会的な場面にも役立つと思います

 

 

AR演技メソード認定コーチ

津村朱実