「自分は何を見て生きているのだろう?」
自分の脳は何をキャッチしているのか?
そんなふうに考えてみると
気付きが結構あるものです

AR演技メソードでフォーカス(目線・焦点)
だけのトレーニングがある理由は...
私たちの状態や表現、そしてキャラクターを
決定づけるほどの大きな要素になっている
からです

それほど大切なものですが
フォーカスを「効果的」に意味付けし
演技を組み立てている方は
まだまだ少ないのではないかと思います
自分の癖で目線が無意識に動いてしまったら
観客は何処を見ていいか
分からなくなりますよね

目線を効果的に表現に活かし
尚且つ観客の目線もコントロールする
観客に見せたいもの(伝えたいこと)
を見てもらうために
俳優の演技を構成すること✨
常に勉強です

映画「交渉人」
殺人と横領の濡れ衣を着せられた
サミュエル・L・ジャクソン演じる
人質交渉人が人質犯となって立て籠る。
そこで指名したケビン・スペイシー演じる
もう一人の人質交渉人との駆け引きに
圧倒されます。
交渉人 VS 交渉人
駆け引きのやり取り1つ1つに緊張感があり
すごく見応えある作品です
駆け引きするなかで
台詞で目線のことにも少し触れています
交渉人の心理戦
目線が何処に動くか
脳が何をキャッチして何を捉えているのか
何を思っているのか
過去・現在・未来
目の動きからも心理を読みながら
駆け引きをするわけですから
一瞬たりとも見逃せない緊張感があります
人質立て籠りの緊張感ある場面なので
もちろんフォーカスはすごく重要ですが
リラックスした普通の場面だって
前提は同じです!
まずは自分が演じるシーンの中で
自分(役)は何に焦点を当てているか?
何を見ているのか?
表現として、またキャラクターに
どう繋がるかを明確にすることが大切

フォーカスには沢山の意味があります
その意味を理解しましょう!
AR演技メソードでは徹底的に
フォーカスの意味を明確にしています✨
「あなたは何を見て生きていますか?」
AR演技メソード認定コーチ
津村朱実