これほど衝撃を受けた作品があっただろうか。
いや、ない。
エヴァンゲリオンで有名になった庵野監督がプロデューサーを勤めるこの
『監督失格』
は、もはや映画ではない。
ドキュメントでもない。
何にジャンル訳できるかやからない。
庵野さんの監督していた映画。
『式日』
『ラブ＆ポップ』
どちらも凄まじい印象で、脳裏に焼きついているが、
遥かに越えてしまった。
AV監督とAV女優の自転車旅から作品は始まる。
この映画については多くは語れない。
とにかく見てほしい。
語彙が少ない私には言葉にできない。
この『監督失格』のなかにあるのは
人の生きざまそのものだ。
それぐらい強烈で凄まじい。
人の生。
あぁ
なんなんだろうな
こんなことが
これは映画ではない。