結構、お問合せの多いサラワク州が発行するMM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)ビザ。
本家MM2Hのこりゃ住めないよっていう改悪により、俄然注目を浴びたS-MM2Hですが、
情報が錯綜して、代理店さんもよく分かっていないのが現実。
基本的にはサラワク州の代理店さんに丸投げする日系代理店さんなので、
情報収集をする気もないらしく、
すこしがっかりする。
恐らく、このS-MM2Hビザに関しては、私の方が詳しい 笑笑
1月中旬くらいに、代理店さんから、
サラワク州政府から正式なアナウンスが全くなく、ご報告できる事がないとメールが来たので、
1. サラワク州は自治権があって, 独自に制作を決められるが、政権交代のドサクサに紛れて、
ハムザ内務大臣がサラワク州入国管理局を脅して
「 2.6 The MM2H participants are NOT ALLOWED to reside in other part of the
state in Malaysia EXCEPT Sarawak.」
サラワク州以外住んじゃいけませーーんというVISA許可レターに1文を加えたこと。
2.サバ州も新たにS-MM2Hの制定を考えていて、
新政権にはサラワク、サバ州からも連立政権に
加わっているため、
恐らく、新しいS-MM2Hが出来るのではないか?
そのために、アナウンスに時間がかかるのではないか?
3. それを見越して、2月にサラワク州クチンにビザを取りに行くことに決めました。
を返信しました。
それに対して、基本的にはレターに書いてあることとパスポートのスタンプに書いてあること
に準じないとまずい(現状ではサラワク州以外に住むのはまずいんでは?)
とまた返信が来たので、
こんな事例がありますよーーーって教えてあげました。
パスポートのスタンプにはマレーシアのどこにでも住んでいい。
そうなんです。どこにでも住めるんですよ。
KLもジョホーバルも。
(少なくても更新までの5年間は間違いなく住めます。)
その後で代理店さんからも、またメールが来て
【情報共有】S-MM2Hビザの近況について
直近で発行されている許可レター内において、
「西マレーシアへの渡航は認めるが居住は認めない」という主旨の条項が記載されるようになっていますが、
この条項が載ったレターの発行を受けた弊社顧客が、現地サラワクにてビザ取得手続きを行ったところ、
パスポート上に貼られるビザステッカーでは以下のような記述となっていることを確認しました。
ーーーーーーーーーー
"Permitted to enter and remain in MALAYSIA until ......"
<以下、日本語訳>
"......(有効期限)までマレーシアへの入国および滞在が許可される"
上記の内容が記載されたビザステッカーを取得できている場合、
許可レターの内容に関わらず、西マレーシアにも滞在ができるのでは、というのが現在の理解になります。
と一応私のメールの事案を調べたんでしょうね。
英語が出来る人なら、サラワクの代理店に直接お願いするのも有りかと思ってしまいました。
マレーシア居住をお考え、もしくはMM2Hの更新が出来ない方で50歳以上であれば、
S-MM2Hはオススメですよ。
ただし、現状ではサラワク州に年間30日は住まなければいけない(旅行とかゴルフとか)ので、
まだ時間に余裕があり、検討中という方は、
サバ州のS-MM2Hが出てくるのを待った方がいいかもしれません。
サバ州には綺麗なビーチアイランドがあったりしますからね。
私の場合はサラワク州の年間必要滞在日数が15日なので、まだ何とかなりますが、
現在ルールは30日なので、サラワクに30日滞在は
ちと厳しいかなぁと思ってしまいます。
5年後の更新時には、サバ州のS-MM2Hの条件次第か、
本家MM2Hが改善されれば、乗り換えるかも。
という事で、ビザを取りにクチンに行ってきます。