ほっこり中国茶しませんか? -15ページ目

ほっこり中国茶しませんか?

英語と中国語を駆使しつつ美味しいお茶に巡り合う方法を模索しています。中国茶と、お茶にまつわる歴史が大好物です。

owl 

ここしばらくインデックス投資界では、『三井住友DCインデックスシリーズ』や『ニッセイアセットマネジメントの購入・換金手数料なしシリーズ』の信託報酬がETF並みに安くなって嬉しい!!という歓喜に沸いています。そして、新人ブロガーとしてはその流れに完全に乗り遅れています。え~、ぽりぽり、タイミングが遅くなってきまりが悪いです。

それらの該当ファンドの中で私が保有するのは『ニッセイ外国株式インデックスファンド』のみですが、私のアセットアロケーションの約半分を占めるため影響は大きく、年会費に該当する信託報酬が安くなるのを大歓迎します!!信託報酬は0.39%⇒0.24%に低下。うーん、ニッセイアセットマネジメントさんの利益が出るのかと少し心配になるほどです。
 
各社のインデックス投資信託の信託報酬の大幅値下げといい、2016年からのジュニアNISA開始といい、政府や各証券会社は本気で若年層を長期的に投資に取り込み、株式市場のエンジンにしたいと考えているのがよくわかります。特にジュニアNISAの金額設定は、『暦年贈与』の金額から決まっているのが透けて見えて、少し恐ろしいほどです。

All About Moneyによると暦年贈与とは下記のようなものになります。

暦年贈与とは、贈与税の暦年課税制度の贈与のことで1月1日から12月31日までの間(暦年)に贈与を受けた金額が110万円(基礎控除額)以下なら贈与税の申告が不要な制度です。

暦年贈与は一人に対して年間110万円以下ならば非課税です。例えば祖父母が、娘夫婦と孫二人に一人100万円ずつ合計400万円を贈与した場合を考えてみると、400万円のお金が非課税で娘夫婦と孫に贈与されます。

祖父母 ⇒ 娘 100万円
祖父母 ⇒ 婿 100万円
祖父母 ⇒ 孫1 100万円
祖父母 ⇒ 孫2 100万円
合計 400万円


そして、こうやって若い世代に移動した毎年400万円のお金をNISA、ジュニアNISAを使って投資に流したいと思っているのではないかと、個人的には邪推しています。

娘 ⇒ NISA 120万円
婿 ⇒ NISA 120万円
孫1 ⇒ ジュニアNISA 80万円
孫2 ⇒ ジュニアNISA 80万円
合計 400万円


物心がつく前から両親を通じて投資をゆっくりと学んでいくということは、個人的には素晴らしいことだと思います。そして投資されたお金が、日本経済や海外経済を活性化させるための『生きたお金』になることも、これもまた素晴らしいことだと思います。

しかし一方で、NISAの制度はお金持ちが世代を超えてお金持ちで居続けるためのツールとして設計されていそうなことに、少し違和感を感じています。ただし、富裕層の資産移動に使われる制度ということは、資産を増やすためには有効だという実証にもなるので、このお得な制度をしっかり活用しながら、これからも資産形成していきたいと思います。
china
 
中国語を真面目に勉強し始めて2年余りがたちました。当初は中国語の発音に悪戦苦闘していたのですが、大量に読んだり聞いたりすることでようやく耳が慣れてきました。日常会話ならなんとか聞き取れて簡単な会話ができるようになってきました。とはいえ、英語で言うと中一レベルですが(笑)

中国語の初心者マークは外れてきたのですが、それとともに毎週のように作文の宿題が出されるようになってきました。私の先生は厳しい先生なので、練習問題と言っても手は抜けません。少しでもおかしな言い回しを使うと、『そういう言い方はしません』と、愛のムチが飛んできます。

さて、今回の宿題は前半の文章が与えられて、後半の文章を自由に書きなさいというような問題でした。自由に書きなさいと言われると、インデックス投資と同じように悩みが深くなるのですが、特に厄介なのは『中国』という国はタブーの多い国だということです。ざっと思いつくところだけ纏めてみても下に示すだけのNGワードがあります。

 文化大革命
 大躍進政策
 天安門事件
 台湾独立運動
 香港独立運動
 チベット独立運動
 ダライ・ラマ
 南沙諸島埋立問題
 尖閣問題


書き出してみると本当にいろいろあるものですね。なので、例文を作るという簡単な宿題であっても、日中の国際摩擦を避けるためには大人としての配慮が必要になります。

それなのに、です。今週の宿題には日本人の和の心を試すような例文が含まれており、私を困らせます。『由于という接続詞を使って文章を作りなさい』というのが、今回の宿題でした。由于とは『~の原因により、~だから』という意味なのですが、その私を苦悩させる例文はこちら、後半の文章が与えられて、前半の文章を作文していきます。

______ , 是由于现在的环境越来越差。
( _____ , なぜなら現在の環境が徐々に悪化してきているからです。)


さて、前半の下線部を作文してみましょう。まず思いついたのはこんな一文です。

我身体不好 , 是由于现在北京环境越来越差。
(私は体調が悪いです, なぜなら現在の北京の環境が徐々に悪化してきているからです。)

これは、ダメ絶対。PM2.5で空気が綺麗じゃないから体調が悪くなったと深読みされてしまいます。ネガティブなフレーズは当然NGワードです。うーん、難しい。もう一つひねり出してみます。

小王今年大学毕业了,但是找不到工作, 是由于现在的经济环境越来越差。
(王さんは今年大学を卒業しました。しかし就職をすることが出来ませんでした、なぜなら最近の経済状況が徐々に悪化してきているからです。)


これも、ダメ絶対。私だって日本が失われた20年の真っただ中にいるときに、外国の友人から『日本の経済ってもう終わりなんでしょう?』みたいなことを言われたらカチンと来ます。またもやケンカ売ってる文章になってしまいました。うう~、どうすりゃいいのでしょうか??

他希望换个工作, 是由于现在的劳动环境越来越差。
( 彼は転職したいと考えています。なぜなら現在の労働環境は徐々に悪化してきているからです。)


おお~、これで行きましょう!これならだれも傷つかない。やはり、ポジティブな例文を書くよりも、ネガティブな例文を作る方が難しいですね。日本語でも同じですけれども(笑)

これ以外にも、中国ではテレビのチャンネル選択権は子供にあるとか、中国の経済発展ぶりはすごくて世界的にも影響力が大きくなってきているとか(とっても頻出)、大学に入学したら寮生活が基本だとか、日本の寮生活とは違って必ずルームメイトがいるとか、市場に行ったらまずは値切り交渉をするとか、教科書を読んでいるだけで中国人の考え方が見えてくるのが面白いです。

上級者への道はまだまだ遠いですが、楽しく勉強してゆきたいと思います!!
紅葉 

2015年8月に確定拠出年金に加入するために久しぶりに投資の世界に戻ってきました。投資を始めたのは2005年ごろなのですが、そこから現在までの10年間で何度か『そうだ、投資信託を買おう!』と思い立って、今思うとなぜ買ったのかよくわからない商品を購入していました。自分の黒歴史ではありますが、なぜその商品を買ったのか理由を振り返ってみたいと思います。

さて、栄えある第一回目の投資信託は『イーストスプリング インドネシア債券オープン』です。

イーストスプリング インドネシア債券オープン
購入手数料           :   ノーロード
信託報酬               :   1.6704%
信託財産留保額   :   0.30%
その他                    :   毎月分配型


毎月分配型がどういうものかなんてのもわからずお買い物をしていた当時の私ですが、さらにお恥ずかしいことに、この投資信託が『インドネシア株式』を対象にしているものだと勘違いしていました。じゃあ、何をもってこの投資信託を購入したんだろうということをお話ししてゆきたいと思います。

私の主人は、途上国に行きすぎてデング熱にかかるほどの活動的な人なのですが、外国の仕事関係者が日本にいらした時の窓口になることも多く、私も各国のゲストの方々とお食事をご一緒させていただく機会があります。そして、そんな時に一番困るのが『会話』です。

私の英語能力なんて素人に毛の生えたものなので、英語力では勝負することもできません。そして、はるばる日本まで出張に来られるような方々は、その国の知的階級に属しておられるので、

『アニメお好きですか?ドラゴンボールやナルトが最近海外でも有名なんですよ』

『電気街だと秋葉原が有名です』


みたいな、ガイドブックに載っているような若者向けの日本像には皆さん興味ナッシング。そしていつも会話に困り気詰まりな沈黙が落ちる・・・。というような経験を数回した後につくづく思ったのが、英語力じゃなくて『会話の中身』を勉強しなきゃということでした

特に足りないなあと思ったのは、歴史(特に現代史)、宗教、経済の知識でした。今まで散々本を読んできたつもりだったんですが、小説が中心だったため、体系的な知識がまるでないことに愕然としました。しかし、幅広い知識を得るためには当然数十冊の本を読まなければならないのですが、どの本が優れているのかを知る方法がよくわかりません。

ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

そんな時に本屋さんで手にしたのが、立花隆さん、佐藤優さんの共著の『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』でした。三万五千冊以上の蔵書をもつ立花隆さんと、一万五千冊の蔵書をもつ佐藤優さんが選りすぐった400冊。どの本もその分野の第一人者が専門外の人間にもわかるように噛み砕いて解説した読み応えのあるものばかりです。さらに、手に入れやすい新書を多く取り上げてくださっているのが嬉しい限りです。

とにかくこの中から、個人的に関連したり興味があったりするものから読んでいるところなのですが、厄介なのが世界各国に関する本を読んでいると、どうしてもその国に投資したいという欲望のようなものがむくむくと湧き上がることでした。
ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)/文藝春秋
¥1,015
Amazon.co.jp

経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

そして、私の中のインドネシア投資熱をあおったのはこの一冊です。佐藤百合さんの『経済大国インドネシア 21世紀の成長条件』。2011年12月20日初版で、2012年11月20日第七版ですから、幅広く読まれているのが数字からもよくわかります。
経済大国インドネシア - 21世紀の成長条件 (中公新書)/中央公論新社
¥907
Amazon.co.jp

表紙の解説文を見てみるとこんなことが書いてあります。

リーマンショック後の二〇〇九年秋、欧米の格付け会社が、インドネシアの持続的成長能力と財政的安定を評価し、国債の格付けを引き上げた。以来、インドネシアの有望性は世界が注目するところとなる。二億四〇〇〇万近い人口豊富な資源を背景とした潜在的な国力は、二〇〇四年、ユドヨノ政権になって以降の政治的安定によって、さらに強固な成長要因となっている。中国、インドに続く“アジアの大国”のこれからを展望する


これを読んだだけで興味を覚えるのですが、詳しく読んでいくとさらに食指が動き始めます。

インドネシアでは、『人口ボーナス』と言われる生産年齢人口が全人口に占める割合が2030年まで増え続けます。(日本は1990年、韓国・中国は2010年前半に人口ボーナスが低下に転じているようです)。


インドネシアの人口は二億四千万人。2010年には人口の48%が年間世帯可処分所得5000ドル~3万5000ドルのいわゆる中間層になってきており、2020年にはその割合が77%に拡大すると予想されています。


その他にも、石油や天然ゴムなどの資源国であること、イスラム教を信仰する人が88%程度いることから、ハラルフードも今後展望があることなどビジネスに直結しそうな情報満載の本でいした。

特に気になったのは『人口ボーナス』の話でした。日本の人口ボーナスが減少に転じたのは、1990年、その1990年代前半に日本はバブルが崩壊して失われた20年に突入しました。お隣の韓国、中国の人口ボーナスが減少に転じるのは2010年代前半、確かに2010年代前半の今現在、経済が成長期から停滞期に入りつつあることなどを見ると、人口ボーナスと経済成長率にはかなり強い相関関係がありそうです。

そして、私の胸に湧いた欲望はこんなことをささやきます。

ひょっとして、インドネシアは2030年まで高成長率が続くんじゃない??
    
そうしたら、インドネシアの投資信託を買えば儲かるんじゃない?』

我ながら腹黒いですねえ。

そんな気持ちで飛びついたのが『イーストスプリング インドネシア債券オープン(毎月決算型)』です。信託報酬(年会費)が1.6704%と割高だし、株式に投資したかったのに債券ファンドを買ってるし、毎月決算型で基準額はどんどん減ってるしで、何から何まで私の下した判断は間違ってます。今なら絶対に買わないファンドですが、幸いなこと2015年8月~9月のチャイナショック前に売却できたので、ほぼトントンで損益なしに足を洗うことが出来ました。

でも、もしもノーロードで信託報酬が1%以下の『ASEAN株式インデックスファンド』が発売されたら、性懲りもなく『別腹、別腹』と言い訳をしながら買ってしまいそうな気がします。ASEAN諸国は魅力的な成長市場であることには変わりはないですものね(笑)。

以上、私が通り過ぎた投資信託【その1】でした。