ここしばらくインデックス投資界では、『三井住友DCインデックスシリーズ』や『ニッセイアセットマネジメントの購入・換金手数料なしシリーズ』の信託報酬がETF並みに安くなって嬉しい!!という歓喜に沸いています。そして、新人ブロガーとしてはその流れに完全に乗り遅れています。え~、ぽりぽり、タイミングが遅くなってきまりが悪いです。
それらの該当ファンドの中で私が保有するのは『ニッセイ外国株式インデックスファンド』のみですが、私のアセットアロケーションの約半分を占めるため影響は大きく、年会費に該当する信託報酬が安くなるのを大歓迎します!!信託報酬は0.39%⇒0.24%に低下。うーん、ニッセイアセットマネジメントさんの利益が出るのかと少し心配になるほどです。
各社のインデックス投資信託の信託報酬の大幅値下げといい、2016年からのジュニアNISA開始といい、政府や各証券会社は本気で若年層を長期的に投資に取り込み、株式市場のエンジンにしたいと考えているのがよくわかります。特にジュニアNISAの金額設定は、『暦年贈与』の金額から決まっているのが透けて見えて、少し恐ろしいほどです。
All About Moneyによると暦年贈与とは下記のようなものになります。
暦年贈与とは、贈与税の暦年課税制度の贈与のことで1月1日から12月31日までの間(暦年)に贈与を受けた金額が110万円(基礎控除額)以下なら贈与税の申告が不要な制度です。
暦年贈与は一人に対して年間110万円以下ならば非課税です。例えば祖父母が、娘夫婦と孫二人に一人100万円ずつ合計400万円を贈与した場合を考えてみると、400万円のお金が非課税で娘夫婦と孫に贈与されます。
祖父母 ⇒ 娘 100万円
祖父母 ⇒ 婿 100万円
祖父母 ⇒ 孫1 100万円
祖父母 ⇒ 孫2 100万円
合計 400万円
祖父母 ⇒ 婿 100万円
祖父母 ⇒ 孫1 100万円
祖父母 ⇒ 孫2 100万円
合計 400万円
そして、こうやって若い世代に移動した毎年400万円のお金をNISA、ジュニアNISAを使って投資に流したいと思っているのではないかと、個人的には邪推しています。
娘 ⇒ NISA 120万円
婿 ⇒ NISA 120万円
孫1 ⇒ ジュニアNISA 80万円
孫2 ⇒ ジュニアNISA 80万円
合計 400万円
婿 ⇒ NISA 120万円
孫1 ⇒ ジュニアNISA 80万円
孫2 ⇒ ジュニアNISA 80万円
合計 400万円
物心がつく前から両親を通じて投資をゆっくりと学んでいくということは、個人的には素晴らしいことだと思います。そして投資されたお金が、日本経済や海外経済を活性化させるための『生きたお金』になることも、これもまた素晴らしいことだと思います。
しかし一方で、NISAの制度はお金持ちが世代を超えてお金持ちで居続けるためのツールとして設計されていそうなことに、少し違和感を感じています。ただし、富裕層の資産移動に使われる制度ということは、資産を増やすためには有効だという実証にもなるので、このお得な制度をしっかり活用しながら、これからも資産形成していきたいと思います。



