ほっこり中国茶しませんか? -12ページ目

ほっこり中国茶しませんか?

英語と中国語を駆使しつつ美味しいお茶に巡り合う方法を模索しています。中国茶と、お茶にまつわる歴史が大好物です。

西湖龍井 
先日、確定申告を行ってきたのですが、それと同時に台湾地震への募金も行ってきました。

東日本大震災の際には、台湾の一般市民からの募金だけで200億円もの義捐金が日本に送られました。それに対するお礼返しとして、ネットの世界でも『今度は私たちの番だ』と声を上げる方が増えてきています。

実は、私たち夫婦は東日本大震災が起こった2週間後に台北に出かけておりまして、その時の現地の『友人である日本人を助けてあげたい!』という空気を感じたものとして、少しでも台南の方々を支えたいなあと思い募金をしてきました。

2011年3月 台北への旅

当時は東海地方に住んでいたので、関空から台北へのフライトでした。東日本大震災から2週間後ということもあり、空港には日本を脱出しようとしている、特に小さいお子さんを連れた外国人の家族であふれていました。自分の愛する子供を危険から守りたいと思う気持ちは万国共通です。誰もが皆言葉少なで、不安そうに家族で寄り添う姿が印象的でした。

そして、台北で飛行機を降りた瞬間にすごくほっとしたのを覚えています。日本では連日、津波被害や、福島第一原発事故による放射能の拡散の影響についての報道がなされ、私も含めて国民全員が出口が見えない真っ暗なトンネルの中に放り出され、どちらに進めばいいのか途方に暮れていました。そんな中降り立った台北は、当たり前なんですけど、人々が普通に仕事をして学校に行って、楽しそうに笑いながら皆でご飯を食べていて、そのごくごく普通の光景に心が休まりました。ああ、怒ったり悲しんだりするだけじゃなくて、笑ってもいいんだと思いました。

台北の街角で見たものは?

そして、街中を見渡すとあちこちに募金箱が置かれているのを目にしました。スターバックスにも、24時間営業で有名な誠品書店にも、もちろん日系百貨店である太平洋SOGOにも大きな透明のアクリルケースが置かれ、日本の地震被害への募金を呼びかけていました。

日本のコンビニ等に置かれている海外の災害への募金箱というと、100円や10円の小銭が入っていることが多いのですが、当時の台湾の募金箱にはびっしりとお札が入れられていました。ほとんどは赤い100元札だったのですが、中には200元札、500元札の姿も見受けられました。

100元は当時のレートで言うと、日本円で約300円になります。しかし、タクシーの初乗りが70元、道端のタピオカミルクティーが30元(当時)という台湾の物価からすると、肌感覚としては100元=1000円というような、割合大きな金額です。それを、台湾市民が自分のお財布の中から寄付してくださっている姿、特に大学生だと思われる若者たちが友達と誘い合わせて募金に来て、一人ひとり100元を募金箱に入れてくださっている瞬間を目にして、涙が止まらなくなりました。

今度は私の番です

偽善者のように思われるかもしれませんが、2011年の御恩を返す時がやってきたなあと感じています。大事なことはまず自分が行動すること、そしてそれを発信することだと私は考えます。

募金は現在Yahoo!募金日本赤十字などで受け付けていますが、今回は確定申告の際に寄付金控除が受けられる『日本赤十字』に一万円寄付をしてきました。寄付金控除って使い勝手の良い制度ですね、寄付をした個人の所得税負担は軽くなり、お金を必要としている人にお金を渡すことができます。

日本赤十字への協力方法

当ブログへお越しの皆様方は、お金に対する偏差値の高い猛者の方々ばかりだと思いますので、拠出先は今のところ唯一寄付金控除が使える日本赤十字社の一択になります。

2016 年の旧正月は2月8日でした。つまり地震が発生した2月6日という日は日本で言うと12月30日、明日は紅白歌合戦だという暮れも押し迫った大みそかの一日前に該当します。本来ならばお正月で地元に戻り楽しい時間を過ごしていたはずの家族や友人を失ったショックは、察するに余りあります。そんなつらい境遇に置かれた台湾の友人たちを少しでも手助けしたいと思ってくださる皆様方の、温かいご支援をお待ちしております。

余談ですが、三井住友銀行のすずらん支店に、東京三菱UFJ銀行のやまびこ支店、みずほ銀行のクヌギ支店というネーミングに驚きました。実店舗がないオンライン決済だけの支店だと思うのですが、かわいらしい支店名にすると財布のひもが緩んだりするんでしょうかね(笑)。

◎ 日本赤十字 2016台湾地震救護金 3月15日(火)締切
(1) 三井住友銀行 すずらん支店 普通「2787750」
(2) 東京三菱UFJ銀行 やまびこ支店 普通「2105755」
(3) みずほ銀行 クヌギ支店 普通「0623358」
※ 口座名義は「日本赤十字社」でお願いします。
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/2016/index.html


京都北山 
ある晴れた冬の休日に、京都の北山方面に行ってきました。向かったのはとある禅宗の寺院。鎌倉時代から続く由緒正しい古刹です。ここは幾つもの塔頭(高僧の墓所のほとりに構えた建物)と、枯山水のお庭でつとに有名なところで、私もお庭を見ながら心穏やかな時間を過ごしたいなあと思いそのお寺を訪れました。

その後、火を噴きそうなくらいかっとなってその塔頭を後にするとは知らずに・・・。

まずは塔頭1を見学する

その大寺院には二十を超える塔頭があります。しかし、常時公開されている塔頭は数少なく、京都の中心部からのアクセスもお世辞にもいいとは言えない立地条件なので、総じて人が少なく落ち着いた雰囲気の中で見学をすることが出来ます。

始めに足を運んだ塔頭では、しーんと静かで張りつめた空気の中、建物を見ることが出来ました。ガイドさんはいないものの、その塔頭に伝わる歴史的な遺物や、建物の四方を取り囲む枯山水のお庭を時間を忘れてゆっくり楽しみます。

枯山水のお庭は、建物の配置と照らし合わせてみるとよく考えられているなあと感じます。日の当たらない中庭部分には、石と砂利からなる無機質でそれでいて精神的な奥行きを感じる坪庭を、日当たりのいい南側には緑の木々を植えた広々とした石庭を、年間を通じて湿度の高い北側には全面深い緑色に覆われた苔庭をと、小さな建物ながら方向ごとに庭の表情がドラマティックに変わって行く様にほーっとため息が出ます。

こちらは本当に素敵な空間で、ああやっぱり京都はいいなあと感じながらこの塔頭を後にしました。

そして問題の塔頭2へ・・・

さて、そんな甘美な余韻に浸りながら、同じ大寺院内の別の塔頭に向かいました。こちらはこの大寺院の中でも特に由緒正しいとされる建物です。通訳案内士の試験問題にも度々出題される有名な枯山水のお庭を有していることから、一度現物を見てみたいなあと思っていました。

さて、中に入りますとまず言われたのが『写真は撮らないように』という注意でした。それは残念だなあとは思いつつも、先ほどの塔頭1では撮影OKだったのにおなじ寺社内で決まりが違うのも珍しいなあと感じました。

こちらの塔頭では、参拝客が何人か集まると建物をガイドしてくださるシステムになっていて、私たちも案内していただきました。写真撮影はできないものの、建物の由来やお庭の見どころを教えていただけて、興味深く拝見することが出来ました。先ほどの塔頭1とは違い、同じ枯山水のお庭でもこちらには大きなテーマがあって、建物集面を取り囲む白砂が激しい水の流れを示し、荒々しささえ感じるお庭でした。

雲行きが怪しくなる

 さて、ああいいお庭だったなあと堪能した後に入り口付近に戻ってくると、なぜか物販コーナーの前に裟に身を包んだ和尚様が座ってらっしゃいました。

こちらの塔頭には建物とお庭以外にもう一つ名物がありまして、それがこの愉快な和尚様です。私が伺った日には、たまたまこの和尚様がいらっしゃって、参拝客にフレンドリーに話しかけられていました。面白そうな和尚様なので観察していると、英語や韓国語で参拝者に話しかける練習をされていて、失礼ながらご高齢に見えるのになおも努力をされているお姿に頭が下がります。

面白そうな方だなあと話しかけてみると、話が思わぬ方向に進みます。

:「和尚様、何か国語もお話しなさるなんてすごいですね。」
:「あなたも何か語学の勉強をしているの?」
:「今は中国語を勉強しています」
:「ああ、それはちょうどいい、これを中国語に訳してもらえませんか?」


いきなりの翻訳の依頼

こうして手渡されたのは、手書きの英語の注意書きでした。カレンダーの裏に書かれた長い英文を『和尚様に頼んでいただいたのだし、頑張るぞ!』と、どちらかというと少し喜びながら、その依頼を引き受けることにしました。あとから考えると、この時中身も確認せずに引き受ける私にも問題があったとは思います。

さて、その英語の注意書きの中身は下記のようなものでした。原文がありませんので、うろ覚えですが・・・。

◎ 寺に入った後は・・・

この寺では、カメラ、ビデオなどの撮影は固く禁じられています。

カメラ、ビデオカメラ、携帯、タブレットなどのあらゆる電子機器の使用を禁止します。この規則が守れない方は、受付にて荷物を全て預からせて頂きます。また、どなたが写真撮影をされたかは、私共が設置したビデオカメラですべて録画されておりますことをご了承ください。

重ねて申し上げます、この建物の中ではいかなる撮影も禁止されています。私たちが撮影を禁止するのは、昔この建物の写真をこちらの権利を無視して販売された経験があるからです。どうか、お願いをお聞きくださいますようお願いいたします。


そもそも、英語の注意書きを、参拝に来た日本人に中国語に訳してほしいというお願い自体がおかしいと、その場を離れた今は冷静に振り返ることが出来るのですが、それよりもこの文章を読んで感じたのは大きな違和感でした。

星の数ほどある京都の寺社仏閣の中から自分の塔頭に来てくださっている外国の参拝客に対して、感謝の気持ちやおもてなしの心を示す言葉がどこにもなく、あるのはただただ長く厳しい禁止の文言のみ。こんなきつい文章をそのまま中国語に訳すと、中国人、台湾人の参拝客の気持ちを害してしまうのは目に見えていたので、撮影は禁止しますというところだけをきちんと伝えるための文章を作りました。

◎ 中国からのお客様各位

〇〇〇にお越しいただきましてありがとうございます。

この寺では、カメラ、ビデオなどの撮影は禁じられています。ご注意いただきますようお願いいたします。皆様のご協力に感謝いたします。

それではごゆっくり本〇〇〇をお楽しみください。


そしてなぜか叱責される


中国語の辞書も何もない中で翻訳ということもあって、つたない文章になってしまいましたが、これで和尚様にも喜んでいただけるだろうと思いきや、責任者ですといって出てきたのは50代とお見受けする受付の女性でした。

こういうふうに訳しましたとご説明すると、突然鬼のような形相に変わり私に対して激怒し始めます。

女性この塔頭は撮影禁止だって何度も何度も言ってるのに、それを全然守らないのは中国人ばっかりなのよ!だからあなたに中国語に訳してって頼んでるのよ!カメラはダメというとタブレットで撮る、タブレットはダメというと携帯で撮る、そんなことばっかりで私たちはいい加減疲れ果ててるのよ!

そして、挙句の果てにはなんで撮影禁止なんだって詰め寄ってくるから、しょうがなく理由もここには載せてあるのよ!あらゆる電子機器は使えないって何で書けないの?荷物を強制的に預かるって訳してくれてないじゃない!あなたいったい何を訳したの?全然訳せてないじゃない??


反論開始


ちょっと、この時点でややこしい人につかまってしまった、やっちゃった感でいっぱいになりますが、売られた喧嘩は買ってしまうたちなので(ここは強く反省)、もやもやとした胸の内をきちんと伝えます。

:そもそも、外国からわざわざこのお寺にお金を払ってきてくださっている参拝客に対して、感謝の言葉を述べる前に禁止事項を並べるなんておかしくないですか?まずは「来てくださってありがとうございます」、「ごゆっくり楽しんでくださいね」と伝えるのが日本人のおもてなしの心なんじゃないですか?

私はただの参拝客で、このお寺からお金をいただいて翻訳しているわけではなく、ボランティアとして翻訳をしているだけなのに、あなたから叱責される理由がよくわかりません。無償のボランティアである以上、どう訳すかはもちろん私の自由です。

お気づきかどうかはわかりませんが、この英文はすごくきつい文章です。私はこれをそのまま訳して、中国人、台湾人観光客に不愉快な思いをさせたくありません。書かれている言通りに訳してもらいたいのであればプロにお金を払って頼んでください。


帰路に考える

そんなこんなで、噴火しそうに腹を立てて塔頭から帰ってきたわけですが、中国語を学ぶということは、マナーの悪い中国人に対する悪評のはけ口になる可能性があるんだということを痛感しました。

そして、中国語を話せるとわかった瞬間やってくるお願いの半分は、こういう禁止事項の翻訳になるんだろうなあというのもつくづく実感しました。どんな人にも広く門戸を開いて人々の魂を救済するのが使命である宗教施設で、このような不寛容な目に合ってしまったのは非常に残念ですが、初めて『京都人のイケズ』に直面したまたと無い機会でした。

そして、そのかっかした頭でたまたま聞いたラジオ番組のパーソナリティーが下記のようなことを言っていて、ああ本当にそうだなあと思い、なるべく冷静に起こったことをまとめました。

『ものすごーく腹の立つ出来事に会ったらね、ネタだと思って書いたり話したりして元を取ればいいんだよ』


私のあの翻訳、本当に使われてるんでしょうか・・・・。また機会があれば、素知らぬ顔をして確認しに行きたいと思います。
確定申告 

先日、市役所より確定申告のお知らせが送付されてきました。

例年であれば確定申告は、一年に一度容赦なくやってくるただただ憂鬱な事務作業なのですが、2015年は確定拠出年金を始めたこともあり、いつもよりも『税金を取り戻すぞ!』というモチベーションをもってパソコンに向かうことが出来ました。

まずはいつもの書類を準備する


例年通りに準備したのは下記の書類です。
まあ、特にコメントもないいつも通りのメンツです(笑)

◎ 源泉徴収票
◎ 健康保険料 領収書
◎ 年金保険料 領収書


次に確定拠出年金の書類を準備する


ここからは私にとって未知の領域です。どんなことでも初めてだと緊張しますね。それにしても確定拠出年金用の書類の名前が『小規模企業共済等掛金払込証明書 確定拠出年金(個人型年金)』って、長すぎやしませんか?早口言葉で言えと強制されたらムリムリ、絶対に噛む自信があります。

確定拠出年金の申し込みをしたのが2015年8月だったので、今年度は9月~12月の4ヶ月分を個人型年金の掛金として拠出することが出来ました。書類はA4サイズなのかと思いきや、はがきサイズで確定申告の添付書類台紙にきっちり貼れる大きさです。

◎ 小規模企業共済等掛金払込証明書 確定拠出年金(個人型年金)


さらに譲渡所得の書類もプラス

2015年は確定拠出年金を始めたり、NISAを始めたりする前段階として、自分が保有していた資産を大幅に棚卸しました。そうしたところ証券会社Aでは儲けが、証券会社Bでは損が出ていたため、『譲渡所得(損益通算)』を行ってみることにしました。

現在、株の売買においては儲けに対して20.315%の税金がかかります。(つまり100万円儲けたら約20万円の税金が取られるということです)。特定口座で株の売買をすると自動的に税金が徴収されて、税抜後の金額が口座に残されます。

しかし例えば、証券会社Aで儲けが出て、証券会社Bで損が出た場合、証券会社Aで自動的に徴収された税金を取り戻せるという制度が『譲渡所得(損益通算)』だということです。そしてその株で出た損失は平成28年~平成30年の3年間にわたって持ち越せるそうなんです。

おお~、これも素敵でお得な制度。リーマンショック後でも上がらなかった塩漬け株による損失も、これなら無駄にならない(泣)。もう個別株には手を出さない(本当か??)と強く反省しつつもお得な制度は最大限活用させていただきます。

◎ 証券会社A 特定口座年間取引報告書
◎ 証券会社B 特定口座年間取引報告書


国税庁のHPに行ってみよう!

さて、すべての書類がそろったら重い腰を上げて国税庁のHPへ行きましょう!!皆さん同じだと思いますが、年に一度しか見ないHPですから、『えーっと、どうやったらいいんだっけ』と戸惑うところから始まります。

◎ 国税庁 確定申告書等作成コーナー
https://www.keisan.nta.go.jp/h27/ta_top.htm#bsctrl


確定申告の際には、申告者の所得の種類により申告書の作成方法が二つあるそうです。本ブログにお越しいただき、本記事をじっくり読んでくださっている皆様はきっと後者の『すべての所得対応』だと思います。

◎ 給与・公的年金専用
◎ すべての所得対応 上記以外の所得のある人 (配当、譲渡、個人年金等)


さ~て入力、入力♪

給与や年金、保険については例年通りの手順でさくっと完了しました。

今年新たに行った作業は次の2つでした。株の譲渡所得の記入は、証券会社が複数あるし損失の繰り越し入力なんかが複雑なんじゃないの??と身構えていたのですが、PC上で自動計算してくれるので数字を打ち込むだけで終了で、簡単すぎて拍子抜けしました。

◎ 確定拠出年金 ⇒ 小規模企業共済等掛金控除に記入
◎ 株の譲渡所得 ⇒ 確定申告(分離課税用)、計算明細書に記入


どれだけ戻ってきた??


さてさて、気になるのは支払った税金をどれだけ返してもらえたかです。

なんとその率は驚きの、95%!!きっちりと取り戻すことができました。感動です。フリーランスで働くようになって、損することもたくさんありますが、こうやって自分の資産を防衛する知恵が身についてきているのは大きな財産ですね。

取り戻したお金はまた、資産運用に回していきたいと思います。ここ最近は円高、株安に触れていますが、今現在の立ち位置が本当に株安なのかは未来にならないとわかりません。自分でコントロールできないことは突き詰めて考えないようにしているので(笑)、今月もドルコスト平均法でこつこつ投資していきたいと思います。

今年の確定申告の締め切りは3月15日(火)だそうです。皆様もご準備はお早めになさってくださいね!!