批判する声と同じくらいの
肯定する声はなぜ上がらないのだろう
むしろ無言が多すぎるこの国は
誰が何をどう考えているかがわからない
議論をしようとすると嫌われる
なんとなーく
ニコニコしてればいい
その方が愛されるし無難
そういう時ではない気がする
無言の抵抗もいいけれど
言わなければ伝わらない
むしろ人の批判や肯定より
「私はこう考える」という発信を
恐れてしまうことこそが
問題なのかもしれない
メディアの一斉に叩く姿
ネットの知らない人から叩かれる炎上
こんなものを毎度見せられたら
そりゃ萎えるよね~
発信すれば叩かれることもある
褒められることもある
でもそんなことよりも
私はこう思うと言える社会
パワハラやモラハラに屈することなく
気持ちを正直に言ってもいい社会
そんな社会に魅力を感じる
自分勝手な発言をした人がいても
叩く必要はない
他の人の発言を聴けば
自ずと自分の幼さにも気づけるだろう
そんな実験は
家庭から始まるのだと思う
また学校でも実践が必要だ
子供の頃から
空気を読んで言わなくなるから
大人になったらもっと言えなくなる
まずは自分より弱い立場の人の心の声を
聴いてあげられる余裕が自分にあるか
否定せずに聴くことができるか
そんな自分から始めていけばいい
それが出来る自分なら
話すことも怖くなくなっていくだろう
もっと人と会って
対話をしよう
心の中だけの声は
妄想でしかない
声にして初めて命が宿る
それこそが言霊