父とのお別れ 9(私のこころ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結局うまく行くようになっている」

 

心の勉強をしている時

 

何度も聞いた言葉でした

 

本当にそうなりました

 

 

 

 

去年の春、父とこの世でのお別れをしました

 

これからしばらく

 

父とのことをお話ししようと思います

 

 

 

 

 

 

    

 

 

長い間

 

父とは疎遠でした。

 

 

 

 

でも父が高齢のため

 

ぼんやりすることが始まったので

 

話し相手に会いにいくことに。

 

 

 

 

 

最初は義務感からでしたが

 

次第に温かい気持ちに変化して

 

「どうしたら父が平和に過ごせるだろう」

 

「伝えたいことは全部伝えているか?」

 

「いま私にできる事を全てしているか?」

 

意識するようになり

 

それらを実行しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

もっとこうだったら良かったのに。

 

例えばお花見に連れて行ってあげたかった

 

などはありますが。

 

 

 

 

 

 

私は最後の数ヶ月

 

父と温かい時間を過ごせたことで

 

突然の別れになりましたが

 

「後悔」がほぼなかったのです。

 

 

 

 

 

後悔はとても苦しい感情です。

 

喪失感や悲しみはあります。

 

もうハグ出来ない

 

触れない、目が合わないなど

 

でもありがたいことに

 

後悔はほぼ無かったんです。

 

 

 

 

 

父の弟さんが言ってくださった言葉が

 

「理想的な逝き方じゃないでしょうか」

 

でした。

 

苦しんだり、長い間寝込んだりしないで

 

当日の朝まで普通に暮らせていたから

 

と言うことでした。

 

 

 

 

 

そうかもしれない。

 

と私も思いました。

 

 

 

 

父はいつも言っていました。

 

自分のことがわからなくなったり

 

動けなくなって

 

迷惑をかけるのが怖い。

 

 

 

 

父が望んでいたような

 

逝き方になったのではないかと。

 

 

 

 

 

 

子供の頃から

 

家の中が複雑で

 

いろんな感情がありましたが

 

今は父が私の中にいて

 

人生を一緒に過ごしていると感じています。

 

 

 

 

 

 

私が嬉しい経験をすると

 

父も嬉しいと感じてくれているような

 

感情を共有しているような

 

感覚があります。

 

 

 

 

 

 

だから私は私を大切に扱って

 

私を喜ばせて

 

嬉しい経験をいっぱいして

 

生きようと考えています。

 

 





次回で父の話は最終回です。

あとで考えたら
 

気がついたことを

 

シェアします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

現在カウンセリングはお受けしていませんおねがい

 

今は私の経験が誰かの役に立つと良いなぁと言うことと

 

自分の覚え書のためにブログを書いています。