あなたに会ったらなんて言えばいいだろう。
やっと忘れられそうだよ
とか?
忘れると言っても
あなたの存在を忘れるわけじゃない。
そんなことできるわけないし。
2年間ずっと
1日だってあなたのことを思わない日はなかったのだから。
あなたを特別な人だと思う気持ちを忘れることができる。
ただそれだけ。
もうあなたと気持ちを通わせることはできないのだと
あきらめることができた。
頭で理解しているだけじゃなく
身を以て感じることができたから。
以前、半ばケンカ腰に
もっと、気持ちのこととか、そういうこと気になったりしないの?
と口走ってしまったことがあった。
言った途端、しまった、と思ったところに、
気持ちのことって?
とあなたに言われ
いや、別に
と口籠った。
ごめん。Acoは僕にとってピグ友として最高の人だけど、
あくまでもピグの中だけで、それ以上でもそれ以下でもない。
なんでも話せる異性の友達?っていうのかな
あなたはそう言った。
そう言われることはわかっていたし
それを望んだのは私自身だった。
だからこそ、気持ちのことなんか口走った自分を後悔した。
そしてあのとき
あなたは実際に私に会いたいと思ってくれていて
会えもしないのに惹かれてしまう気持ちを抑えるために
そんなことを言ったのだったけど。
今ではもうそんな強がりではなく
本当に私を、このアメーバの中だけの存在として囲い込んでしまったのだと
よくわかった。
しかも、もうあなたは
いつアメーバをやめてもおかしくないくらい
アメーバにいる時間はほとんどない。
こうやってピグで話し続けて
もし実際に会ってもいいと思うようになったら
そのときはいつでも言ってね
そう言ってくれた言葉は
もうとっくに効力を失っていたんだね。
私は
実際に会うことを拒み
今でもその考えは変わらないけど
その日がいつか来ることを
心の中でいつも願っていた。
勝手だよね。
ごめんね。
謝らなきゃいけないのは
たぶん私の方。
考えるのはよそう。
いつ会えるかもわからないし
そのときの自分の状態もわからない。
何を言おうなんて考えていたら
また、あなたへの想いがぶり返す。
もう、そんな話
することもほとんどないのだし
あなたが話すのに任せて
もし、そんな話題になったら
さりげなく伝えよう。
さりげなく・・・
それが一番難しい。