実はいろいろ試している
前回記事で弱者男性の副業事情について書きました。
今回は、備忘と戒めのために、弱者男性が過去にやっていた副業について書いてみたいと思います。
結果から書きますが、すべて1円にもなりませんでした。
時間の無駄なので、やらないことをオススメします。
グッズ販売
「Canva」というアプリがあります。
文字でキーワードをを入力すると、AIがイラストを生成してくれます。
いろいろ制限はありますが、とりあえず無料で使えます。
例えば、「無気力 弱者 男性」と入力すると、僕がよく記事のカバー画像にしている画像が生成されてきます。
続いて、「SUZURI」というアプリがあります。
オリジナルグッズを作成・販売できるアプリです。
無料で使用できます。
無地のグッズがありまして、好きな画像を貼り付けて出品することができます。
グッズはリュック、パーカー、タペストリー、帽子などいろいろあります。
グッズは受注生産となっておりまして、売れた場合のみ、製造されて購入者に送られます。
売上金額の一部が、出品した人に支払われます。
僕はこの2つのアプリを組み合わせて、「Canva」でイラストを生成し、「SUZURI」で出品する、という形でグッズ販売を行いました。
この方法を閃いたときは、電撃が走りました。
僕は天才かもしれないと思いました。
必要なアプリは無料ですし、グッズは受注生産なので在庫を抱えることもありません。
原資0円でリスクも0です。
スキルも必要ありません。
意気揚々と始めて、毎日時間を見つけてはイラストを生成して、出品を続けました。
1ヶ月間続けまして、50枚以上のイラストを生成し、出品しました。(Canvaは課金しない場合、イラスト生成は50回/月までです。)
売上は0円でした。
世の中は甘くありません。
ステッカー販売
「Canva」でイラストを生成するのはグッズ販売と同じです。
メルカリやyahoo!フリマに生成したイラストを載せて、ステッカーとして販売します。
売れた時にだけ、イラストをステッカー用紙に印刷して、発送します。
※プリンタは家にありました。あったので思いつきました。
この方法を閃いたときは、電撃が走りました。
僕は天才かもしれないと思いました。
必要なアプリは無料ですし、ステッカーは受注生産なので在庫を抱えることもありません。
原資0円でリスクも0です。
スキルも必要ありません。
意気揚々と始めて、毎日時間を見つけてはイラストを生成して、出品を続けました。
1ヶ月間続けまして、50枚以上のイラストを生成し、出品しました。(Canvaは課金しない場合、イラスト生成は50回/月までです。)
売上は0円でした。
世の中は甘くありません。
敗因
完全上位互換の競合が多すぎました。レッドオーシャンです。
根本的に、ぽっと出のイラストの「イ」の字も知らない弱者男性が、ブランディングが完了している人気イラストレーターに勝てるわけがありません。
また、使っている生成AIに差があります。
本格的な生成AIは、使用者がある程度方向性を持って学習させることができて、望んだイラストを生成できます。
生成AIを本業にしている人は、本格的な生成AIを使いこなして、絵柄を揃えたり、意図した構図を作り出せるのです。
一方、Canvaは無料で使えますが、学習させることができません。絵柄や構図は完全にランダムです。「いい絵柄がでたけど、へんなポーズとってるな・・・でもこの絵柄はもう出せないから、このまま出品するしかないか」みたいなことがよく起こります。
あと、Canvaはキーワードにできる文字に厳しい制限があり、「女子高生」とか「戦争」とかは使えません。
なので、エッチなイラストや過激なイラストは生成できません。誰がどうみても100%健全なイラストしか生成できません。(無課金の場合)
僕としても、「1億分の1の確率で、人気イラストレーターを差し置いて、なんだか知らないけど僕のイラストが超人気にならないかな」という宝くじめいた希望のもとやってみただけなので、正直そこまで入れ込みはしませんでした。すぐに見切りをつけました。
最後に
一応、得たことはあります。
「Canva」はかなり使えるアプリだと言うことです。
イラストを書いたことがない人、編集をしたことがない人でも、簡単にそれなりのイラストを生成できます。
このブログの一番の人気記事、
の画像もCanvaで生成しました。
ブロガーがちょくちょく利用するのに適したアプリだと思います。