私は26年、お節を作ってきた。
みんなを喜ばせたかったのかな。
それとも自分がそうすることで存在を感じたかったのかな。
どちらか、なんて単純なことではないね。
きっと両方だし、様々な想いがあったんだろう。
2025年の1月、私は唐突に「それら」が嫌になった。
全て嫌になったのだ。
自分でも恐ろしくなるほどの静かな決意だった。
「私はもう誰ももてなさない」
それは怒りのようで、でも怒りではなかった。
何か唐突に全てがどうでもよくなる感覚。
とても疲れたな、と感じたのだ。
美味しいと喜ぶ子どもたちや夫や。
その表情を浮かべてみても、それは私の心を全く震わせることがなかった。
シンクに溜まった洗い物を済ませ、炊飯器で予約をして。
洗濯物を干していたら、ふと何もかもが嫌になったのだ。
そんな時に出版社からのオファーがあった。
そして私は宣言をした。
「私はもうお節を作らない」
26年続けてきた私としては相当な決意で言葉にしたのだが、皆の反応はそれほどでもなかった。
私は原稿に没頭した。
仕事に行き、家事をし、突然具合の悪くなった愛猫アトリの看病をした。
アトリは検査を数回しても原因は確定できなかった。
毎夜、過去に身を置き、過去を指でなぞる。
その傍らでアトリは衰弱した。
引き留めたかったけれどアトリは逝った。
私は更に何もかもが嫌になった。
風呂でシャワーを出しながら泣いた。
様々なことが見えてきた。
私が何を見失って粗末にしてきたのか。
夏。
私はその構造の全てが見えた瞬間があった。
私が私を粗末にしてきたと気づいた時に、脳の血管が裂けた。
もう身体が「やめなさい」と言ったのだ。
だから私は、本当に何もしない年末を26年ぶりに過ごしている。
昼からは娘が帰省した。
娘は「何もしなくていい」と言ってくれた。
私は12月31日なのに、夕方少し眠った。
声をかけられて起きたら、年越しそばが用意されていた。
嬉しかった。
ただありがたく、箸も出さずに座ったまま娘の作った年越しそばを食べた。
嬉しかった。
私の決意は果たされた。
原稿は本になった。
そして私はお節を作らなかった。
来年も本を書くよ。
必ず書く。
それを書き終えるまで死ぬもんか。
こんな私の呟きに付き合ってくれてありがとう。
2025年を一緒に生きてくれてありがとう。
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レビュー、狂おしく待ってます。
また来年もよろしくね。
acn
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