我が家には現在、4匹の猫がいる。
夫と結婚してからは餌担当は夫。
まじで私なんもしてねぇ。
いや、トイレは私担当なので、なんもしてねぇは言い過ぎ。
脱出の時、犬も連れて逃げた。
ボーダーコリーのハイジ。
ハイジはその時点で12歳だった。
まだ猫は1匹もいなかった。
ハイジは私の生命線であった。
私を生かす存在。
だって私のことを責めないのはハイジだけだったし、ハイジは私のことが大好きだったから。
私も自分の命より遥かに大切な存在だった。
2016年9月に脱出してからの苦しかった生活はもう書くまでもないから端折るが、本当に辛かった。
ハイジは片時も私の側から離れず、大きな身体を丸めて私に寄り添ってた。
私が声をあげず泣いていたら、クゥンクゥンと私の顔を舐めた。優しく賢い子だった。
過去形なのは2018年に旅立ったから。
その悲しみの深さはあえて書くまでもないから、また機会があれば書くことにする。
2017年の10月のこと。
下の息子は小5になっていた。
通ったり通わなかったり、保健室登校?なるものを繰り返しているときだった。
家は長男が荒れに荒れているとき。
脱出後の家の玄関はガラスの引戸で、外がぼんやり見えた。
次男が箱らしき物を抱えて
「ママ」と言いながらぐすんぐすん泣いている。
嫌な予感がした。
絶対猫や、と思った。
正直、私は動物に限らずありとあらゆる虫に至るまで大好きなのだ。嫌悪感などありえない。
だがハイジは高齢犬。
あかんあかん。心は断固NOだった。
しかし息子は「ママ、お願い‥」と泣いている。
これまだ玄関開けてないからね。
次男が出られなかった運動会が浮かんだ。
でも我が家、ペットを増やせる状況?
一瞬にしてたくさん考えた。
「ええよ、飼うかどうかはあとで決めよう。貰い手探すとこともできるし」とドアを開けたら
2匹だった。
うそーーーーん。
しかもバリバリ乳飲み子。
目開いたばっかり級の。
1匹はカラスにやられたかして、直径1センチほどの穴が開いてて膿が出てた。
あかん、これ死ぬやつや。
(ペットショップ勤務長いからわかるやつ)
「この子死ぬかもしれん」と正直に言った。
家に入れたらハイジがそわそわそわそわ。
ぴーぴー泣く子猫たちにミルクやらなあかんから、慌てて電チャリ(脱出時に持ってきた電動チャリ)でホームセンターに爆走。
なけなしのお金でミルクと哺乳瓶を買った。
ミルクはばりばり高くお財布に大打撃だったけど、ええいもうどうにでもなれ!とさっそくミルクをやった。
穴には傷パワーパッドを貼っておいた。
獣医にかかる金なんてない。
ミルクをウソみたいに飲む猫たち。
見たところ両方オスっぽいので
穴が開いてるほうを「アトリ」、もう1匹を「ピー助」とした。
数日たち、傷パワーパッドを貼ったところから膿の洪水になっていた。
剥がそうにもべっちゃべちゃで剥がれない。
私は焦った。
金が無いというのに、結局獣医にかかった。
先生は、こんなん貼ったん!と驚いていた。
バリカンされ傷パワーパッドを取り除いたら治ってた!私も驚愕。
先生は関心しきりで、俺も使おうと言ってた。
知り合いに猫の貰い手を探してもらっていたが、それはやめた。
毎日、ミルクやって育てていたら無理である。
そんな感じで今に至ります。
どっちがどっちかわからんけど、アトリとピー助。
左がアトリで、右がピー助。
目が青で綺麗な猫たちです。
つづく。

