思い返していた。
娘が2歳の頃。
長男を妊娠8ヶ月のこと。
深夜にお腹がとてつもなく痛くなり、痛みが強くて汗がダラダラと流れていた。
私はモラハラ加害者を起こして、お腹が痛いから病院に連れて行ってほしいとお願いした。
しかし返事は罵倒であった。
「何考えてんねん!俺は仕事があるんやぞ!
勝手に行けや!」
じゃあ1人で病院に行くから娘だけでも見てほしいと言ったが、仕事やぞ、娘も連れていけ、アホかバカかと罵られた。
私はお腹が痛すぎてそこら辺うろ覚えだが、とにかく私は罵倒されている余裕もなく、もしお腹の子どもに何かあったらと焦り、汗をダラダラと流しながら2歳の娘と救急に向かった。
向かう途中、あまりの痛みに測道に車を停めて痛みをやり過ごす。
車内で痛い痛いと泣いた。
しかし疑問に思うことなんて何ひとつ無かった。
仕方ないとすら思わなかった。
夫婦とはこういうものだ、と思っていたのだ。
当時、まだブログなど書いていなかった。
ブログという言葉や媒体すら無かった頃。
私は日記をつけていた。
日記に記されている私の言葉に鳥肌が立つ。
「男性は、父親としての自覚が芽生えるのが女性より遅いだけなんだ」と書いてあった。
これほどのことをされても。
私は「そのようなもの」だとしたのだ。
お腹は強い張りのせいだった。
病院で張り止めを処方され、少し休ませてもらった。
娘のことは看護師さんが相手をしてくれて助かったが、ご主人は何をしているの?と不思議がっていた。
「夫は仕事があるので」と言ったら、夜勤か何かだと思ったようでそれ以上詮索されずに済んだ。
この数日前にモラハラ加害者が、私の祖母の家へ行こうと言ってくれたのだった。
私は祖母が大好きだったので、モラハラ加害者からの提案ということもあって嬉しくて嬉しくて大喜びし、感謝した。
そして車で1時間ほどの祖母宅へ行き、そこでもモラハラ加害者は祖母にもとても優しくて。
帰りの車内。
運転がどんどん荒くなってきた。
私は恐怖に足を踏ん張る。
お腹がぐわんと痛くなってきた。
お腹が張って痛いと伝えたと思う。
モラハラ加害者は信号で停まる時に身体が飛び上がるほどの停まり方をして怒鳴りだした。
「お前のせいでせっかくの休みが無駄になったやんけ!!!」
「お前のせいで1日が潰れた!!!」
物凄い運転をしながら絶叫している。
途中、ゆっくり歩くおばあさんにぶつかりそうになり、危ない!と言ったら信号待ちで
「うざいんじゃ!!!早く降りろや!!!何が危ないじゃ!!!早よ降りろ!!!」とドアを開けられ無理やり降ろされた。
真夏だった。
真夏の炎天下に放り出されたのだ。
娘を車内に残して車は去ってしまった。
私は日陰を求めて、焼肉屋の駐車場に座った。
お腹が痛くてたまらない。
命の危機を感じる。
10分ほどしてモラハラ加害者がきた。
「早く乗れや!!!」
無言で乗り込んだ。
そして深夜の腹痛となる。
なぜ私はこんな出来事を理不尽だとも感じられなかったのか。
これほどのことをされても、疑問すら浮かばなかった。
この部分だ。
この部分に生育歴が関わってくる。
父親がいつも不機嫌を撒き散らし怒鳴っていて、それに耐えながら生きる母親を見て育った子どもは、この事態に疑問を抱くことができない。
私は幼い頃、酔った父親に頻繁にボコボコにされていた。
それを母親は助けることもせず、外に聞こえるから静かにやってと雨戸を閉めた。
母親は執拗に私の容姿や在り方を貶した。
母親からの暴力もあった。
母親は毎日のように父親への愚痴を私に垂れ流した。
私はゴミ箱だったのだ。
母親もまた父親の両親と同居し寝たきりの祖父の介護までしていたので、そのストレスを私で解消していたのだと思う。父親は酒浸りで、暴れては皿や窓を割ったりしていた。それが私の日常だった。
そして、そんな解消に使われた私が、自分を大切にする生き方など学べるはずもなかった。
私が学んだのは、殴られるときの工夫であったり、この暴力を受けることで弟や妹が殴られずに済んで良かったなぁ、という発想だった。
そして私はその鬱憤を妹をいじめることで解消していたのだと思う。
こうした虐待は弱いほうへと流れていく。
昔、何かで読んだ。
父親が会社で怒られて、
その鬱憤を妻に八つ当たりする。
八つ当たりされた妻は子どもに八つ当たりし、
子どもはペットに八つ当たりするのだという。
いじめやモラハラなどは親を模倣することで起きる。
こうしたことは巡るのだ。
そのような巡りの中で私は育ち、モラハラ加害者に虐げられながらそれでも暴力は無いから親よりマシだと本気で思っていたのだ。
今現在、モラハラやDVで苦しんでいる人の約9割が親の在り方の模倣をしていると私は見ている。
どうかあなたの価値観の棚卸しをしてほしい。
あなたの在り方の材料はどこからきているのかを、親を責めるでもなく淡々と材料をあげつらってほしい。
なぜならあなたは今や子どもの母親だからだ。
あなたの子どもが、
モラハラ被害を受けるあなたや、モラハラをする父親を模倣するか否かの岐路に立っている。
あなたがあなたを大切にしないどころか、1番粗末に扱う姿をこれ以上学ばせてはいけない。
子どもの幸せだけを願っているはずのあなたが、モラハラを受け続ける姿を見せてはいけない。
モラハラと戦ってはいけないんだ。
「もうちょっとだけ踏ん張ってみます」ってほとんどのモラハラ被害者が言うけれど、もう少しも踏ん張ってはいけないんだ。
あなたの「もうちょっとの踏ん張り」は、今までと同じように虐げられますという宣言でしかない。
子どもを何よりも大切に思っているなら、
あなたがあなたを大切にしなければ守れるものも守れないことを知っていてほしい。
過去の私の行動を見て、
モラハラに耐えることの愚かさを知ったなら
あなたはどう生きる?
あの当時の私はどうするべきだった?
自分を大切にすることを知らなかった私だけど、
後天的にそれを得たよ。
可能だよ。
なんたって「今」が1番若いからね。
どうしたら自分を大切にできるのかとか。
自尊心とワガママの境目とか。
そうしたごちゃごちゃとした、すぐに迷子になりそうなことを大阪モラハラ被害者セミナーでは紐解くつもり。
モラハラ被害を受けて辛い気持ちでい続けたって子どもが幸せになれることはないから。
あなたがあなたらしく、あなたファーストでいられる、そんなあなたの背中を子どもに見せることが、遠回りに見えて子どもの幸せへの近道なんだよ。
あなたがモラハラに耐えて作り笑いすることじゃないんだ。
大阪モラハラ被害者セミナーは、私が講師というより、お隣の仲良しのおばさんぐらいの距離でやる。
これを機に私と仲良くなればいいよ。
そんな家族っぽいセミナーあったっていいでしょ。
私が得たものを全部持って帰ってほしいんだよ。
モラハラ被害者同士でも繋がってほしいしね。
とにかく、参加待ってるから。
バリッバリのモラハラ被害者だった過去があっても、こうして生き生きと自分らしく生きられる道があるって私が示すから。
■大阪モラハラ被害者セミナー■
日時 2022年8月30日(火)
13:00〜15:00
15:30〜16:30(質疑応答、歓談)
参加費 5000円
場所 大阪某所。安全確保のため事前お振込みを確認後、お知らせします。
要件 女性限定、定員20名
申込方法
Yahooメール
umechobin@yahoo.co.jp
お名前、年齢、電話番号、お子さんがいらしたら人数と年齢、モラハラの現状をお知らせください。
振込み先をお知らせします。
