アルパインクラブ・モルゲンロート -17ページ目

アルパインクラブ・モルゲンロート

アルパインクラブ・モルゲンロートは、都岳連に加盟する、オールラウンドな山岳会です。
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飯豊連峰。その“たおやか”な姿とは違って縦走するにはなかなかタフな山である。主稜までの急登に加え、切れ落ちた縦走路でのクタクタ・ヒヤヒヤ感は、ちょっとした山経験がないと入れない山かも知れない。北ア(槍、剱など)や南ア(北岳、塩見など)にしても、一般ルートではまだヒヤヒヤしたことはない。でもこの飯豊は2ヶ所でヒヤヒヤ、一番怖い剣ヶ峰の岩稜帯は高所恐怖症の身には堪えた。

そして目立ったのは熊の糞、飯豊は熊の天国かも知れない。登山道の至る所に黒い塊があった。特に2日目(梅花皮小屋~切合小屋)、10個くらいは見つけた。登山道だけでもこれだけって、と思うと笹薮の中なんてのはドンだけって想像する。でもひょっとしたら、登山道に在るのは人間様に対してここは俺の縄張りだって目立つように主張しているのかも知れない。

 

 

シルバーウイーク初日、混雑する東京駅の山形新幹線ホーム。半年以上前から前夜発の深夜バスで計画していたが、コロナでまさかの運休。いきなり面食らったが、代替案として新幹線の半額キャンペーンを利用した。

 

まだ見ぬ飯豊の稜線。期待に胸を膨らませながら車中で乾杯。なんか贅沢な山旅っすね~。

 

在来線を乗り継ぎ、飯豊の玄関口 小国駅に到着。ここから初日の宿泊施設 梅花皮荘までのバスを2時間待ち。バス停でザックを背負った一人の女性(Sさん)と出会う。「旅は道連れ」(YYさん)ですねと、ご一緒する事になった。

 

初日の宿、梅花皮荘にて温泉と地元料理(芋煮とイワナ)に舌鼓をうち、翌日からのハードな縦走に備えて英気を養った。

 

【1日目(9/20)】梅花皮荘5:00~7:55湯沢峰8:05~13:40北股岳13:50~14:10梅花皮小屋(泊)

飯豊山荘(登山口)まで1時間(5 km)の道のり。

6:06 飯豊山荘 梶川尾根登山口 ここから標高差約1,600m 9時間の行程だ。気合を入れて出発。

 

登山口からいきなりの急登が続く。湯沢峰(1,021m)手前までの平均斜度は30度近い。

フゥ~キツイ

根元上から大きく曲がったブナの樹、豪雪に耐えてきたんだ。途中、バス停で出会ったSさんと合流。5人パーティになる。トレランやウルトラマラソンまでこなすというSさん。なかなかの強者とみた。

滝見場展望台(1,145m)からは樹林越しに雪渓の消えた石転び沢が見える(最大斜度40度 落石多発)。Aさんは、次回チャレンジすると意気込んでます。

梶川峰の樹林帯を抜けて主稜線にでた。

ガスは晴れそうもない。門内小屋廻りも白い。

門内小屋の管理人さんが語ってくれた。飯豊は北アルプスと差別化するためにありのままの自然を残しているんだ。だからリボンやマーキング等の道標類がほとんどない。世界遺産にする動きもあったが断固反対したそう。観光地化するから。まさに山形自慢の山なのだろう。

 

北股岳山頂  う~、まっ白で何も見えない… 

 

14:10 本日の宿泊地 梅花皮小屋に到着。 予定より早めに着いた。この日初めて、稜線が姿を現してくれて。明日は何とか晴れてくれと願うばかり。小屋では道中知り合ったSさんや隣の方たちとの会話も弾み、楽しいひと時。避難小屋ならではの楽しさを味わった。

メンバー3人とSさんは小屋泊。私はテント泊(せっかく持ってきたので…)。テント場は風の通り道。一晩中テントにふきつける風に悩まされた。

 

【2日目(9/21)】 梅花皮小屋6:40~10:15御西小屋11:10~12:25飯豊山12:50~15:00切合小屋(泊)

2日目もガスの中、6:40出発。台風並みの風(風速15m前後か)で飛ばされないよう緊張しながら、左に切れ落ちた稜線が続く。梅花皮小屋(1,852m)を出発して45分で烏帽子岳(2,017.8m)山頂。強風下で視界もない。

強風でガスが飛ばされると、一瞬前方が明るくなるが、またすぐガスがかかるの繰り返し。

 

ミヤマキンポウゲ(黄)やアザミ(紫)にハクサンボウフウ?(白)などのお花畑に囲まれて歩くも、気が付いていないメンバー。 

 

天狗の庭もこの通り。晴れてりゃ最高の景色のはず。いいかげん何とかならんのかなあ、この天気。メンバーから愚痴が出始める。

 

10時過ぎ、御西小屋手前 だんだんとガスが取れてきた。頼む!このまま晴れてくれ。

 

巨大な稜線がその全貌を現し始めた。飯豊本山も見えてきた!

 

振り返ると歩いて来た烏帽子岳(奥)に天狗岳(手前)がある。空が青い。感動が込み上げてくる。

メンバーの顔にも笑顔が戻ってきた。これが見たかったんだよなあ。

 

御西小屋10:20着、その右には大日岳(2,128m)。

2,000mちょいの山とは思えない重厚な大日岳(ズームアップ)@御西小屋

 

御西小屋でのお茶タイムを経て、飯豊本山方面に向かう。

駒形山(手前)と飯豊山(中央)。

駒形山からは、あと十数分で飯豊本山だ。

12:25 今回の本丸 飯豊本山登頂です。昨日からの悪天候がウソのように晴れ渡ってくれました。メンバー皆でグータッチです!

御西岳の先には大日岳@飯豊本山 

これから向かう御秘所。 どこまでも雄大な稜線が続く。

御秘所。飯豊詣の当時の地名が今も残る。

 

御秘所の岩稜帯を通過。慎重に行けば問題ない。

 

15:00 本日の宿泊地、切合小屋に到着。私は今日もここで幕営。メンバー3人は小屋泊。

今日は風も無く穏やかな夜を迎えられた。

 

【3日目(9/22)】 切合小屋6:00~7:20三国小屋7:30~11:00御沢11:05~11:15御沢野営場

 

切合小屋から下ると、向こうに種蒔山~三国岳。

 

 

飯豊がこんなに岩稜帯の山だったとは思わなかった。

7:20 三国小屋 到着

この先は剣が峰の岩稜帯、ストックは収納するよう注意喚起あり。ナイフリッジ(やや広め)がはじまる。

雨に降られずホント良かった!

剣ヶ峰をようやく通過、ほっとする。

地蔵山分岐から横峯へ。

この時期、リンドウの紫が濃い。

 

11:15 御沢小屋跡へ下山。 樹齢400年のご神木。

御沢野営場まで最後の樹林帯歩き。名残惜しい飯豊連峰縦走も、あと少しで終わり。

御沢野営場では予約したタクシーが待っていてくれる。そのまま飯豊の湯に立ち寄り、汗を流してビールで乾杯!これは至福の瞬間だった。

総歩行距離:35.7 km

メンバー: 山t(L、記)、河(記)、會(SL)、山y

【一日目】

朝5時。前泊した乗鞍高原観光センター駐車場。月がきれいです。反対側の空には木星も。
6:10発のバスで畳平へ。老若男女、目的も様々な乗客が大型バス2台に乗り込みました。

7:05 畳平到着。すでに標高2,700m。まずは剣ケ峰へ。

トウヤクリンドウ。

コマクサ。今年は会えないと思っていた高山の花々が咲いていて、気持ちも上がります。

キノコも。

肩ノ小屋で小休止。宇宙線研究所の観測所が見えます。

お~

短時間で高所に上がったので呼吸も浅くなります。あと少し。

9:10 剣ケ峰到着。

山頂プレートの裏にはこんなメッセージが!

山頂の皆さんは談笑したり、写真を撮りあったり。フレンドリーで和気藹々。
この日この時この瞬間の一期一会を喜び、分かち合っていました。
天気が悪くなる前に下ります。

肩ノ小屋での小休止。もちろんソーシャルディスタンス!

Nさん一人何を思う・・・。

11:00 畳平に戻る。
新型コロナウイルスの影響で、予定していた山行が次々中止になっていたため、今回は久しぶりの山行で、いわばリハビリ。「剣ケ峰で十分満足」の声もありましたが、折角なのでもう一座。短時間で登れる魔王岳に向かうことに。

イワギキョウ。凜々しい。

私(イワヒバリ)を見つけられるかしら?

11:20 魔王岳山頂に着くとガスは晴れ、ぐるり360°の見晴らしが。

畳平に戻って、帰りのバスを待ちます。

乗鞍自然展示館を見学。

13:05発のバスで下山。空は曇り、冷たい風も吹いてきて、帰りは大型バス5台に。

入ろうと思っていた乗鞍高原観光センター横のお風呂は混雑しており、男湯は入場制限がかかっていたため、沢渡の「梓湖畔の湯」まで移動し、汗を流しました。

その後、波田駅前のスーパー「デリシア」で夕食の買い出し。店を出ると、外は土砂降りでした。

 

その後、雨も上がり、虹も見られ、暮れゆく山々を眺めながらの夕食。お腹も心も満たされました。

【二日目】

6:30 出発。
前日からの雨でなんと中央道が上野原~八王子で通行止め。途中、双葉SAで情報収集&協議。コンシェルジュさんには東名高速経由を薦められましたが、複数案を検討し、リアルタイムのツイッター情報を参考にした結果、国道140号の雁坂トンネルを経由して帰ることにしました。雁坂トンネルを抜けると奥秩父、続いて奥武蔵の山々が車窓に広がり、今回の山行の思い出を語り合いながら帰りました。

メンバー: 田、中、菊、川、山y(記)

毎年恒例のお月見会。今年は新型ウイルス感染対策を講じつつ、山梨県芦川グリーンロッジで行われました。

【一日目】

 

ロッジ周辺には熊出没注意の看板もいくつかありちょっとドキドキ。荷物を搬入、整理して一日目は座学です。

 

一限目 「判断の失敗が招くもの」講師Tさん
日本の山岳遭難事例9件を取り上げ、解説と分析。経験豊かなTさんのお話は実際の状況が目に浮かんできます。

 

二限目 「『冬山のセルフレスキュー講座 実技講習会』に参加して」講師Aさん
都岳連遭難対策委員会主催の講座を受講したAさんが学びの内容をシェアしてくださいました。

 

講義後半は実技です。ロープ、カラビナ、シュリンゲを使っての引き上げ法を実践。力のない人も工夫によって重い者を移動できることを体験しました。
+αでTさんの力学講義。三角関数がでてきてお手上げ

 

 

その後、皆で夕食準備。豪快にスペアリブを焼いていきます。

 

ボリューム満点。キノコ汁や枝豆、トウモロコシも。デザートは梨。

 

お月見会にかかせないお供え団子。野趣あふれる投げ入れ花はMさんのお手によるもの。

 

食後の花火を楽しむ元こどもたち。

 

【二日目】

5:00 起床。朝食、片付け。ロッジにはこんなステキな電話が。

 

ロッジの管理犬の天水(てんすい)くん(推定5歳)は保護犬です。子犬の時瀕死状態だったのを助けたとのこと。性格は慎重でそれが瞳によく表れています。

ロッジの管理人さんと天水くんにご挨拶して出発。

 

 

二日目は芦川から移動して、青木ヶ原樹海を散策。
8:30 赤池キャンプ場からスタート。

 

 

木漏れ日の中 苔むした道を歩きます。

 

切り株から新しい命が育ちつつあります。尊い。

 

コケの世界。

 

ミヤマウズラ。足下をほんのり白く照らすように咲いていました。

11:00 富士風穴入り口駐車場にて解散。

久しぶりにみんなで歩けたことが嬉しく、大満足の山行でした。

メンバー:佐、田、岡、松、中、菊、秋、會、山t、山y(記)、他1名

この日は会山行で五竜岳~唐松岳を予定していたが、コロナ禍での遠方、小屋泊山行は中止とし、代替案として日帰り山行を検討した。

夏の両神山は比較的すいているとの情報もあり、個人的に未踏の百名山ということもあり、五竜岳参加予定メンバーの3人で急遽行く事にした。

 

バス停の向いがすぐ登山口だ。

 

登山口のカウンターを回し、登山届提出 (9:00)
3人ともマスク装着です。

 

美しい樹林帯の登山道は比較的涼しく、下界の猛暑をは忘れさせてくれる。

 

会所。下山ルートで予定していた七滝沢コースは去年の台風で崩落しているため閉鎖中。

 

沢沿いの登山道は時折、涼しい風を送ってくれ、とても気持ちが良い。

 

苔を纏った弘法様。ありがたい水場です。

広葉樹林と苔が美しい森はさすがに両神山の表参道。

 

最初の鎖場。

 

終盤は急登続き、滝のような汗が噴き出してくる。(正直、マスク限界です)

 

最後の鎖を登り、登頂。(12:45)
少し雲が出始めたが、思ったほどの暑さもなく、天気はなんとか持ちこたえてくれた。

 

16:00 日向大谷にピストンで下山。
この日、埼玉県内はゲリラ豪雨が多発したと下山後に知る。下山途中、遠くで雷鳴が鳴り響くも、恐ろし気に睨みを聞かせる不動明王様が、雷神を寄せ付けず本当に助かった。ありがとうございました。

メンバー: 宮、片、山t(記)

小川山で岩トレのお誘いをうけて、行くことにした。帰省旅行自粛ムードの中、少し迷ったが、登攀初心者の私はクライミングのメッカ、廻り目平にも興味があり、思い切って出かけてみた。

梅雨が明けて、最初の連休。コロナは明けていないが、人の出はどうかなと思ったが、予想を覆してキャンプ場は満車状態。

ファミリーキャンパーも皆、楽しそうでほっとした。

 

本日の登攀ルート(ガマルート)。スラブと言われる一枚岩。ホールドが見えない。どうやって登るのか・・・。スメアリングという技で登る事をAさんに教わった。シューズのフリクション性能を信じてトライしてみた。なるほどそういう事かと納得。

 

ラスト5ピッチ目。頂上でTさんの確保を待つ。ここまで3時間程要したか。

 

山頂は心地よい風で、気持ちの良い達成感を味わった。ここから50m以上の懸垂下降。垂直岩壁でなかなかの高度感。

 

トップのTさん。熟練の技です。

 

Aさん。フォローありがとうございました。

心地の良い筋肉痛と疲労感でよいストレス発散になった。廻り目平でキャンプして明日も登るお二人と別れて私は後ろ髪を引かれる思いで先に家路についた。

次回ここでの会山行が楽しみだ。

メンバー: 會、山(記)、他1名