アルパインクラブ・モルゲンロート -16ページ目

アルパインクラブ・モルゲンロート

アルパインクラブ・モルゲンロートは、都岳連に加盟する、オールラウンドな山岳会です。
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今回、鴨沢から七ツ石小屋泊&テント泊で雲取山へ。

10/31 9:20  奥多摩駅バス停でKさんと合流。バスを待っていた前の人が急に振り返ってスマホを見せながら、「この山域初めてなんですけど、どこ登ったらいいですかね?」とのお尋ね。「」。

 

10:10 靴紐を結び直し、鴨沢バス停を出発。正面の階段下で腕組みの迷彩柄男性は「山の休憩所かゑる」のオーナーで、元小屋番でもあるらしく、登山客に様々声かけをしていました。

 

谷側スギの植林、山側広葉樹の雑木林。秋の木漏れ日の中歩く・・・暑っ

 

所々に平将門の逸話が。「走ルート」というタイトルが気になります・・・。

 

13:30 七ツ石小屋着。テント場では大勢の人がくつろいでいました。今回、Kさんは小屋泊、Yはテント泊。荷物を整理して、七ツ石山へ。

14:45 明るく開けた七ツ石山頂。私たち二人で独り占め。青い空、ぽかぽかお日様でひなたぼっこ。贅沢なひととき。

 

七ツ石山頂からの富士山。くすんだブルーのグラデーションが美しい。

小屋に戻って夕食準備。Kさんがデザートまで用意してくださってとても豪華な食事でした

テント場から夕焼けシルエットの富士山。

 

11/1 6:30 七ツ石小屋から雲取山目指して出発。昨日の七ツ石山は巻いて行きます。

 

立派な霜柱がたくさん。朝日にキラキラ輝いていました。ザクザク踏むと楽しい。

枯れたマルバダケブキも輝いて見えるブナ坂を二人おしゃべりしながら、時折富士山を振り返り愛でながら歩きます。

 

ハイジとオンジが出迎えてくれそうな雲取山避難小屋。

 

8:30 楽しくて嬉しくて気づいたら山頂に

すばらしい見晴らしでした。が、ハイテンションの持ち主に振り回された携帯は気絶してしまい写真はありません

 

なんとか撮れた一枚。細くて長い長い雲。その上の巻雲が天気の下り坂を知らせてくれます。

 

下りる前に風をよけて雲取避難小屋で小休止。

Kさんが煎れてくださったローズヒップティー。ほどよい酸味と華やかな香りで元気が出ます。

 

10:15  七ツ石小屋に戻り、デポしていた荷物をまとめ下山。テント場から見上げる空は深い青。

 

落ち葉を踏みしめながら下ります。

 

13:00 鴨沢バス停到着。先ほどまでの青空はいつの間にか灰色に変わっていました。

メンバー:菊、山y(記)

今回の会山行、金峰山ハイキングチーム(6人)、廻り目平散策チーム(2人)、小川山で岩トレチーム(4人)に分かれ総勢12名参加で大いに盛り上がった。初日の廻り目平キャンプ場は好天に恵まれボルダーやクライマーの車でごった返し状態。

岩トレチームはガマスラブで會さんによる岩トレ講習会を行った。上から見下ろすとなかなかの高度感。

 

幸さんにビレイの指導をする會さん

 

初めて(?)のスラブとは思えないスピードで登っていく幸さん

 

久しぶりの岩トレ、菊さん。「ガンバッテクダサーイ」と下から會さんの激が飛ぶ。

 

ガマスラブ2回目の私。(結構必死です)

 

青空と黄葉とガマスラブ

 

ようやく色づき始めたカラマツ。(ガマスラブ上部から)

朝の震える寒さから、ガマスラブにも徐々に日が差し込み、雲一つない晴天に恵まれた。ぽかぽか陽気のなか、ハイキングチームが羨ましいぞ、と思いながらも充実した岩トレを終えた。

メンバー:會(L)、山t(記)、山y、菊


金峰山のシンボル五丈石(毛無山~南アルプスの眺望)

 

秋の日の好天と好展望、そして背にあたる陽は、少しの風が齎す寒さも吹き飛ばし身をじんわりと暖かく幸せにしてくれる。

幕営&BBQに加え駐車場確保の場所取り先発隊は10月23日夜出発し、みずがき山自然公園にて前泊。アスファルトの冷気はシュラフ&マットを通り越してじわじわ沁み込み寒さで何度も目が覚めて、翌日5:30にはもう起き出し自然公園を散策。目の前の瑞牆山の紅葉や振り返ると仙丈ヶ岳に甲斐駒ヶ岳が早朝から迎えて呉れていた。

 

瑞牆山の紅葉

 

朝日を浴びながらの、仙丈ケ岳~甲斐駒ヶ岳(ズームアップ)

 

朝早いだけに、雲海もまだ静か(ズームアップ)

 

 

久しぶりの土日好天。車で1時間の廻り目平は予想通りかなりの混み具合。駐車場(100台)は満杯で、やむなく路肩にスペースを確保。幕営撤収しそうなグループに声を掛け、空くのを待って漸くスペース確保。

 

廻り目平キャンプ場の黄葉、8時過ぎだから路肩もまだ空いている

 

岩峰には登攀の人たち、そして山全体が黄色くなりかけている。黄色くなっているのは、カラマツか?

 

 

BBQの食材調達で買い出し部隊が出かけた後、居残り組は「尾根岩パノラマコース」を周回。秋の日の黄葉した木立を抜けて行くとキノコが有る在る。パノラマよりもキヌメリガサやカヤタケ等のキノコ探索となる。

 

イワタケがびっしり、1㎏で1万円以上の値が付くほど高値とのこと

 

キヌメリガサ、表面の粘性が特徴

 

中央の窪みが目立つ、カヤタケ

 

 

BBQは紅葉の下、綺麗な自然環境・おいしい食材・青い空に映える黄葉・ゆったりとした恵まれた時間などで「何でこんな優雅な生活ができるの?」って、感動のつぶやきが出るほど和気あいあいと楽しく、少し風が出てくればBBQ残り火が暖となって14時開始ながら夜まで呑んでお喋り。チョッと強い風だとカラマツの細い葉がパラパラと落ちてくるし、そして見上げればオリオンや北斗七星が視力の弱い僕でもそこに在るのが分かる。

 

風が吹くと落葉が舞ってくる、そんな樹下でのBBQ

 

目の前の裏瑞牆方面の岩峰にも、夕陽が当たり出してきた(ズームアップ)

 

密を避けての暖取りでもあり、微妙なディスタンス

 

翌25日は ①金峰山組(6名)②小川山岩トレ組(4名)③周辺散策組(2名)に分かれての行動。僕ら金峰山組は早めの帰京に合わせて5:35スタート。緩やかな登りの続く林道を1時間ばかり歩くと登山口、ここからが本格的な登山道となる。金峰山(2599m)へは700m強の登り。金峰山小屋までは、カラマツ・シャクナゲ・シラビソ・コメツガの原生林に囲まれて展望は殆どないが、シャクナゲの咲く6~7月ならその群生を楽しみながら登れるのだろう。この樹林帯を抜け出た処にいきなり金峰山小屋が建つ、ここからの展望は南アルプス~中央アルプス~八ヶ岳~瑞牆山~小川山が見渡せ、振り返って見上げれば “金峰山のシンボル” 五丈石も目の前。

 

中ノ沢出合の数十m先にある登山道口、ここまで1時間強

 

カラマツの落葉でフワフワの登山道

 

途中で見つけた つらら

 

シャクナゲに囲まれての登り

 

丁度、森林限界を越えた処に小屋出現

 

 

小屋前の展望所で寛ぐメンバー

 

 

展望所からは、瑞牆山の先に八ヶ岳連峰が映える

 

瑞牆山(2230m)が低く見える(小屋前は2420mちょっと)

 

金峰山は長野県では「キンポウサン」、山梨県では「キンプサン」

 

真下にはさっきまで居た金峰山小屋、その向こうには瑞牆山~小川山

 

 

山頂までもう少し、右手には 千代ノ吹上 の先に白根三山などが在る

 

金峰山は“奥秩父一の展望”と云われるだけあって360度の展望に、特に今回は澄んだ秋の空気と雲一つない快晴の天気とで三拍子揃った好条件。これだけで、もう云うことない。

 

光ふり注ぐ、山頂から臨む富士山。いつどこから見ても綺麗、秀麗って云う言葉がピッタリ。右には 毛無山

 

ちょっと見づらいが中央アルプス、宝剣岳か木曽駒ケ岳かどちらか分からない

 

 

中さん、川さん、青さん、山頂までもう少しですよ

 

五丈石にちょっとだけ登ってみました、正面の高い処が金峰山山頂

 

中央の 朝日岳を挟んで(左)三宝山~甲武信ヶ岳~木賊山、(右)国師ヶ岳~北奥千丈岳

 

見上げると、そのデカさを実感の五丈石

 

 

そして、南ア(赤石・悪沢・塩見・間ノ・北岳・鳳凰・仙丈・甲斐駒)、甲武信、瑞牆、金峰と八ヶ岳(赤岳、蓼科)に富士山とこれだけで山座同定できた百名山は14座。

 

山頂から小屋まで下山中の、中さん&名さん

 

中ノ沢出合まで戻って来ました、ここまで来ればもう安心。でもあと50分ほど

 

空が青くて カラマツの黄が一層映える、往時も中ノ沢出合で休憩したんだが、あまり気にせず。復時の休憩で思わずパチリ

 

“秋の日の ヴィオロンの ためいきに ・・・”と云うより、秋の日の ビールの 酔いの 心地よく ただただ 楽し 」って云うような、廻り目平キャンプだった。

 

【おまけ:八ヶ岳高原大橋からの、赤岳と金峰山】

廻り目平キャンプ場を出て1時間弱、車窓からの息を呑む絶景に橋のたもとで車を停めて眺める。北は八ヶ岳連峰、南は富士山。そして、東には午前中居た金峰山。

こんなに荒々しくて迫力のある赤岳を見るのは初めて。山頂右には頂上山荘も確認できる

 

富士は富士、見飽きないんだよね

 

 

遠くから見るとこんな感じです、金峰山

 

メンバー:
金峰山:河(L、記)、川、片、中、名、青
小川山岩トレ:會(L)、山t、山y、菊
廻り目平周辺散策:田、松

安全な会山行のために

2020/10/7
アルパインクラブモルゲンロート リーダー会

1.はじめに

2019/4/28、春合宿(穂高涸沢)で遭遇した雪崩では、幸いにして大きな被害は無かったが、今後、会山行を安全なものにするための行動指針をまとめておくこととした。

2.主なリスク

本資料では、以下の2つを代表的なリスクとして扱う。

2.1 雪崩

以下の要因で雪崩が発生する可能性がある。
・天候の変化: 日差し気温は積雪の不安定性に影響しているか注意する。
・積雪の安定性: 雪は崩れるだろうか? 積雪15cm以上スラブの生成、弱層の形成。
・地形把握: 雪崩を作り出す能力があるか? 斜度30~45°。雪崩は斜面のフォールラインを流れてくる。
・ヒューマン: 雪崩の起きそうな斜面を避ける、弱層を破壊しない行動を意識する。先行トレースを盲信しない。

2.2 滑落(岩、雪)

以下の要因で滑落が発生する可能性がある。
・登路の選択ミス
・バランス感覚の欠如
・ロープワーク等の不慣れ

3.リスクの高い会山行への参加について

山行リーダーは上記のリスクが高いと考えられる山行への参加については下記の条件を基に、参加の可否を判断する

3.1 事前トレーニングへの参加

・岩トレーニング(フリークライミング、ロープワーク等)
・雪上トレーニング(アイゼン歩行、ピッケルワーク、滑落停止訓練、雪崩救出訓練等)

3.2 参加希望者の技量、体力、装備、過去の経験

4.安全な会山行のための行動指針

・登山開始前に危険予知ミーティングを行い、天候確認、ルート確認、装備確認、メンバーの体調確認を行い、リーダーが実行判断をする。
・山小屋等での情報収集を積極的に行なう。
・メンバーが不安に感じた事は、山行前、山行中に関わらず、山行リーダー又はサブリーダーへ遠慮せず訴える。
・山行中の気象変化、メンバーの体調不良、けが等が発生した場合は、リーダーが迅速な判断を行い、計画変更、又は中止判断を的確に行なう。
・雪山に入山する際、雪崩対策装備(ビーコン、プローブ、スコップ、ヘルメット)の携行を推奨する。
・自然の中では、(各メンバーが持つ)経験や知識を超越した思いもよらぬ事態が発生することもあるので、過信しないように戒め、慎重に行動する。

以上。

 

 

10月3日早朝。 股峠近くの駐車場はまだ誰も来ていない。今日は以前よりお願いしていた二子山中央稜にこれから出発します。
二子山西岳にある中央稜はマルチピッチクライミング初心者向けの人気のルートです。みんな登ってますよと言われるが、負傷した中指はまだ回復の途中、かなり不安を感じながら昨日は寝れなかった。

 

駐車場からすぐのところ、二子山登山道入口に登山者の数を調べている機械が設置されていました。

 

股峠 東岳と西岳の分岐

 

中央稜の取り付きの目印

 

1P目 赤と青のWロープ 感触を確かめながら6:30スタートする。核心部は3P目です。

 

1P目終了 セルフビレイ中

 

2P目。手足の運びを考えながら順調に上昇していきます。

 

3P目。本日の核心部、縦長のクラックが伸びる、足場がなく苦戦する、レイバックやジャミングなど試みるが決まらない。師匠からはここを乗り越えないと恥ずかしいとの言葉をいただいた。荒い呼吸を繰り返し数分間の格闘の末、核心部のクラックを何とかクリアした。

 

3P目終了。 安堵感といちおう面子が保たれたようなのでテラス状の場所で休憩です。

 

向かい側は雲がかかった両神山が見えます。

 

4P目、5P目と高度を上げていきます。

 

西岳

 

6P目 最後の登りを終えて10:30、登攀が終了しました。気温も暖かく快適な一日になりました。

また来たいと思うような素晴らしいルートでした。

メンバー: 會(記)、他1名