妊娠11週に入ったころ、主治医から胎児スクリーニングについての案内がありました。
これは、OSCAR/First Trimester Combined Screeningと呼ばれるもので、超音波スキャンと血液検査を行い、胎児がダウン症、エドワーズ症候群、パトウ症候群であるリスクを確率で算出するものです。コンバインド検査とも呼ばれているようです。
私の年齢を考えるとこれらのリスクが高いことは知っていましたので、実際どのくらいのリスクがあるかを知って、心の準備ができるように検査を受けることにしました。
この検査を専門に行っているクリニックで受けるため、クリニックから予約を取ってもらいました。診察から10日後の妊娠12週に検査を受けることになりました。
検査当日は、私の他に5組くらい検査を受けに来ている方がいらっしゃいました。年齢層はバラバラでしたので、この検査シンガポールでは一般的なものであると感じました。
超音波スキャンはいつものクリニックで行うよりもかなり詳細なもので、私の場合は終了まで30分以上かかりました。
ここでは主に赤ちゃんの首の後ろの厚み(NT)、鼻骨があるかどうか、心臓が正常に機能しているかを調べていただきました。
NTを計測するときに赤ちゃんの位置が計測に適切な位置からずれてしまい、何度もやり直しとなりました。
あまりにも時間がかかるので、技師さんに申し訳ない気持ちになってしまいましたが、
検査してくださった技師さんからは、生まれる前からお母さんの忍耐力を鍛えているんだねと声を掛けていただきました。
有難いことに超音波スキャンからは異常は見つからず、その後に血液検査を行い、その日は終了しました。
価格は300シンガポールドルでした。