D22で胚盤胞移植が行われました。私の移植予定時間は11時半となりました。
当日は9時に黄体ホルモン（プロゲステロン）をお尻に注射しました。
その後は一旦クリニックから離れてもよく、11時にクリニックに戻るようにと言われました。
その間に、10時半から水を飲み始め、それからは移植後までトイレ禁止となりました。
11時前頃にクリニックに戻ると、直ぐに準備室に呼ばれ、処置時間まで少しずつ水を飲んで待機しました。
11時半少し前に手術室に通されると、培養士さんに呼ばれ、今回移植する二つの胚盤胞を培養している小さなガラスの容器に記載されている私の名前を確認して、書類にサインしました。これは手術室に隣接する培養室で行ったのですが、近未来的な実験室のようでとても面白かったです。
その後の手順は以前のクリニックと同じでしたが、違ったところは移植される過程をモニターで見ることができ、また、移植後の子宮に戻された胚盤胞の写真を頂くことができました。
移植後に処置台で20－30分ほど横になった後、夫の待っている準備室に案内されました。そこでやっとトイレに行くことができました。
その後すぐに、看護師さんから薬の説明と移植後の過ごし方についてのアドバイスが書いてある紙を頂いて、処置は終了となりました。
さて、お会計ですが、移植当日には4173シンガポールドルを支払いました。これにはプロゲステロン注射と判定日までの薬全部も含まれています。やはり前のクリニックよりも安い気がします。
これまでの移植では、移植後の過ごし方をネットで鬼のように検索していた私ですが、今回はクリニックから頂いたアドバイスがあり、不安が少し和らいだように感じます。
ご参考までに私なりに和訳した内容をまとめて載せたいと思います。
１．十分な休息をとること、特に移植後48時間は気を付けること。軽めの家事はOKだが、長時間・長距離の買い物や散歩は避けること。判定日までは十分な睡眠をとること。
２．バランスの取れた食事を心がけること。また、十分な水分をとること。
３．激しい運動は避けること。
４．移植後5日間（可能であれば移植後二週間）は長距離の移動は避けること。
至って普通のことなのですが、私が信頼しているクリニックからのアドバイスだと思うと安心度が違います。
どうかこの胚盤胞が無事に育ってくれますように。そして、子供を望む全ての方が授ることができますように。