ドイツに6泊、ポルトガル9泊の旅行。
ベルリンからロマンチック街道へと移動する。ロマンチック街道はヴュルツブルクからフュッセンまでの約400kmの街道ルートで、ドイツの有名な観光名所。私と夫は20年ほど前に一回行っているけど、子供たちは初めてだ。この旅行では色々と反省することも多かったけど、ドイツ後半は予定を詰めすぎたかな~と思う。ポルトガルの滞在を多くしたかったから仕方がないけど。。
まずは、ヴュルツブルク方面を目指して車で南下する。その途中でドイツワインを飲もう!ということになった。ドイツワインはライン川沿いのリースニングが有名だけど、ベルリンからは遠い。通り道であるザクセン地方に寄ることにした。事前に調べて、スパークリングワインで有名な Rotkäppchen (フライバーグ市)に寄った。Rotkäppchen は旧東ドイツの会社で東西統合後も生き残りしかも大きな成長を遂げた比較的珍しい会社。スパークリングではドイツのマーケットシェア50%以上だって。ちなみにRotkäppchenの訳は赤ずきん。赤ずきんちゃんのお話から名付けられている。この会社のアルコール度低めのフルーツワインは甘く、あまり飲まない私やキッズにはうれしいけど、お酒好きの人には物足りないかも。
ドイツって厳しそうに見えて、驚くほど緩い部分もある。まずアルコールは16歳から飲める。。だからキッズもこの旅行ではワイン・カクテルを楽しんだ。有名なオートバーンにも毎回驚かされる。時速200キロ以上でかっとばす車たち。。そして、速い車が近づくと、さっと右レーンによける秩序のあるドライバー達。。夫もかなりのスピードを出してて、ちょっと怖いよ~と文句。最高220キロ位出してたかな。。証拠写真。
フライバーグに着く。かわいい街ですが7月は閑散期みたいで、ほとんどのワイナリーは閉まっている。空いているのは大手のRotkäppchenのみ。もともとここに来ようと思ってたのでよかった。ツアーには間に合わなかった(あとドイツ語だし。。)けど、ワインの試食(有料)は出来た!ロゼ、リースリング、ピノブランコ(どれもスパークリング)を試し、キッズもラズベリーなどの軽くて甘いフルーツワインを楽しむ。
ここまではねー、よかったの。この辺りから私達の旅行はだんだん下降気味になっていく。。
私もどんどんつらくなっていったけど、旅行から帰って数日たった今、いつもの日常に戻り、皆(だいたい)回復している。旅行という非日常を過ごしている場合、それぞれのストレス・期待・希望・不満が重なり合う。また普段は学校、仕事等で24時間一緒ということは少ない。それが皆ずーっと一緒となると、それ自体がいざこざのもとになったりする。昨日、友達に会ったら、その家族も旅行中は喧嘩とか文句が多いと言っていた。
とにかく、楽しいワイン試食を終えワインを何本か買い、次の町へと急ぐ。ヴュルツブルクより30分北のシュヴァインフルト。特に思い入れがあったわけではなく、場所がいいのと手ごろなホテルがあったため。ホテルに着くのにちょっと手こずる。たくさんのホテル・アパートを予約したので、このホテルは町中にありホテル自体には駐車場がないのを忘れていた私。到着ぎりぎりに気づき、ホテルが契約している駐車場の確認をする。一回停まり、ウェブサイトに載っている駐車場をグーグルマップで入れても入口が見つからない。。慣れない場所(確かに!異国だし)を運転をしていてイライラしてくる夫。私が場所を間違っていると思い込み、口出ししてくる次女。険悪な雰囲気でまずはホテルで私とキッズは降りて、チェックインカウンターで聞く。住所自体はくれなくて(知らないのか?)ここを右にまがってまた右に~とか明るく説明をしてくれるカウンタースタッフ。夫にテキストをしてなんとか駐車ができて、部屋で合流できた。イライラして声を荒げたBossyな夫にむっとしているキッズ。次女にもさんざん言われむっとしている私。運転しているおれが一番えらいんだ的な態度の夫。はあ~~。
とはいえ、夕飯を美味しくいただき、回復してくる私達。実は夕飯後、夫に今日の状況・リアクションはお互いよくなかった、という会話をする。合意に達したわけじゃないけど、明日からもがんばろうと仲直り(?)をしたはずが。。これからも色々起きます。。
夕飯はドイツ料理、シュニッツェル等をシェアしました。美味しかった+大きかった!