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キャンドルも十字架も

あ~イイ天気。
わざわざこんな日に英会話しに行く俺ってどうよ。


もう12月ですね。今年も終わるのね。


毎年なんとなく好きなんです。
12月。

大晦日の何もかもを受け入れる空気が好き。
去年は行けなかったし、初詣行きたいな。
12時に閉店する前の店は、大晦日だけは11時に営業が終わって。
めちゃくちゃがんばって11時15分に閉店準備を終えて。

今年からは、24時間営業……
働きながらの年越しはやだな……

猫科のなんとかって種類

親友が社会人になるよ。

僕は4年生になれるかな。

先輩がもう一年大学生をやるよ。

僕は卒業できるかな。

長い人生、ゆっくり行きましょう。

自立ってのは、なにも独りになる事じゃない。

独りで生きて行ける人は生きていけばいい。

社会で身を立てれるなら、どんどん立てればいい。

自立ってのは、自分のレールを自分で敷くこと。

そのレールの先が崖でも、ブレーキ引き絞ったって止まれなくても、誰のせいにもしないこと。

走り出す動力源は、他人に頼ればいい。
自分でペダルをふめなくてもいい。

走り出しても、止まればいい。

人の敷いたレールには、乗れない。

ただ、寂しいから、一緒に敷いたレールで走りましょう。

とか、なんとか、言っちゃって。

雪ウサギの目

俺は一人、駅のホームで電車待ち。

真冬用のあったかい上着があっても、風がとても冷たくて。
電車が早く来ればいいのに。

つぶやきながら反対側のホームに目をやると、小さなかわいい女の子が空を見上げて笑ってるんです。

女の子の手には、最新のゲーム機。

でもその液晶よりも、空を見上げて笑ってるんです。

どうかしたのかな?

俺がホームの屋根から上を覗き込むと、本当に小さな、雪が一粒、二粒。

ひらり。

ひらり。

途端に、また吹き出した刺すような風にうまく乗って、その雪はぐんぐん俺の方へ。

顔の手前で減速した雪が、ゆっくりと、俺の額に。

体温でじんわり溶けた初雪の滴。


冷たい、滴。


もう随分前の話。


今年の初雪は……いつだろう。