La Sarthe, my back pages-CPU 決して現状に不満があるわけではないが、新しい物を目にすると欲しくなるのが人情というもの。なにが? PCである。現在、デスクトップ2台、ノート2台を保有。いずれもしばらく使えるようにと、揃える段階でスペックには気を遣った機材だが、いかんせん少々古くなってきた。


デスクトップは2台とも自作機で1台はノースウッドコアのPentium4-3.2GHz、もう1台はプレストニアコアのXeon3.0GHz。Pen4機は原稿書き&一般用途用、Xeon機はAdobe系ソフトを使う画像機として使用。8層のIntelサーバーボードの安定度、デュアルプロセッサーの処理能力はさすが。ノートはMSIのベアボーンとIBM-X31。X31は途中HDDとCPUを換装してパワーアップ済み。4台ともWindowsXP-SP3で快適に稼働中。


とは言うものの、現行Core i7のLGA1366パッケージのパフォーマンスを見てしまうと引かれるものが……。使うとすればWindows7の64bit版しかないが、アプリの対応状況を見ればまだ早計。32bit版で動かしても十分価値は生きるだろうが32bitならXPで十分。Windows7を使う意味はない。それになによりXPは安定している。


正直に言うと、Core i7のXeonも使ってみたいけど、ECC、レジスタードとメモリーひとつとっても制限があったりして(現行仕様がどうなのかは不勉強で知らんのです)、二の足を踏まされてしまう。それにマザーボードのUSB3.0対応も待ちたいところ。実速でUSB2.0の3倍程度(理論値はたしか10倍)が確認されている。


いずれにしても、まだ少し待ちかな。お恥ずかしい話、ついこの間1プラッター500MBの1TbHDDに換装したが、これほど速いとは思わなかった。そうそう、XPの管理下では2Tbが上限だから、1.5Tb×2のRAIDをかけようとしたら32bit版Windows7にも価値があるかも。


なんてこと言いながら、socket478のoc機能付きベアボーンの出物を衝動買いしてしまった。遊ぶのだ。ちなみにキューブだが、外付け大容量電源としてSSDのRAID(もちろんストライピング)を組み、temp以下をもう1基のディスクに受け持たせる。どうだ、史上最強のsocket478キューブ(古~い! なんの意味もない!!) 写真はsocket478のPentium4-2.4とCeleron2.0。いろいろと助けてもらいました。


女子カーリング、ロシアと死闘中。このメンバー、すごいわ……


La Sarthe, my back pages-962C やっと終わった。いくつかの仕事が連続した結果だが、昨年の11月以来続いていた仕事が昨日の原稿で一段落した。嬉しいのは、少し頭を休めてから次のプランに取り組めることだ。気楽になってTVに目をやると、女子カーリングの日本チームがイギリスを相手にすごいゲームをやっていた。1投ごとに形勢が変わる。ストーンの置き方でピンチがチャンスに、チャンスがピンチとなる競技だ。オセロと似ているな、と思った。


日本チームの健闘を見ながら、あるレースを思い出していた。追い詰められ、耐えながら逆転の糸口を作り出したポルシェ962C⑰号車(シャシー№006)と1987年のル・マン24時間である。以前1988年のル・マンで敗れたポルシェ962C⑰号車(シャシー№010)を「最強の敗者」と評したが、同じ視点で表現するなら「孤高の王者」となる。


この年のポルシェは、TWRシルクカットジャガーの台頭で、スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)では完全に追われる立場となっていたが、耐久性と信頼性が要求されるル・マン24時間だけは、まだ望みをつなげる状態にあった。


ところが、両ワークス3台ずつで臨んだル・マン24時間は、ポルシェの側に不運が相次いだ。予選で1台がクラッシュ大破。2台で臨んだ決勝は、オフィシャルガソリン不良のため、開始早々に1台がピストンに穴を開けて脱落。エースカー962C⑰号車の1台だけで戦う不利を余儀なくされた。


一方のジャガー、中堅のF1ドライバーを集めスピード型のチームを編成。これがきわめて好戦的。1対3という数の優位を生かし、ポルシェを包囲しながら次第にペースを上げる作戦を採ってきた。付いてこなければそれで脱落、付いてくるならハイペースに巻き込み潰すだけ、という強気の作戦である。


この戦い、ポルシェが応じたことで一気に激化した。さらにペースを上げるジャガー、しかし応戦するポルシェ。両者ハイペースによる膠着状態のまま日没を経て夜間戦に突入。そして肌寒さを感じ始めた頃にポルシェの反撃が始まった。ジャガーを上回るペースでラップを刻みだしたのだ。気温が下がり空気密度の上がるタイミングをN.ジンガーは待っていた。


これでジャガーのウルフパック作戦は崩壊。てんでにポルシェを追い始めたが届かない。逆にハイペースがたたり壊れ始める。勝負は日曜午前までに決着した。ハイペースに巻き込み潰すはずだった相手に、同じことを仕掛けられて3台すべてが壊滅。


劣勢に立たされたからこそ、己の力を冷静に分析し、採るべき最善の手だてを講じたN.ジンガーの判断とそれを正確に実行したH.スタック以下ドライバーの力量、それに十分応えた962Cのポテンシャルとリライアビリティ。チームの総合力とはこういうことを指す。


数多くのレースを見てきたが、私的には、ベスト3のひとつに数え上げている。

振り返れば、早いもので、2月ももう半ば。昨年11月あたりからシンドかったが、山もなんとか乗り越え、とりあえずの出口が見えてきた。もっとも、ボクのようなフリーの立場で、出口が見えたなんて表現は、口が裂けても使ってはいけないのかもしれない。日々これお仕事、ありがたや。


この1週間、ほんとに「短期集中講座」。時間軸を圧縮した中で仕事をやらせれば、並のやつより少しは仕事ができると過信しているため、いつもバタバタになってしまう。通信簿に書かれる「やれば出来る子」のパターン? あれはつくづくうまい表現だと思った。だから「やんないから出来ない子」なワケなんですよ、と。


なんか、プリウスの件、大ごとになっているみたいで(完全に世捨て人だな、これは)、トヨタは今期10万台減の総生産見通しまで発表している“らしい”と。いやいや、ワタシゃ内燃機関と末永くお付き合いさせていただきますよ。ウン、個人的今年のテーマは、等長エキゾーストマニホールドと量産エンジンのスポーツレスポンス、なんてあたりにしてみよう。


ダメだこりゃ、極端な緊張状態から解放された直後の弛緩状態ってのは、思考が支離滅裂で四散霧消する。よしっ、買い物ついでに、ネットで落札した出物のタイヤ代金振り込みにコンビニ行ってこよ。


今日、肌寒いね~。金のない寒さに似てる……。


 更新はむずかしいかも、なんて言いながら早くも。晩飯の合い間に見たネットのヘッドラインニュース「ホンダHVに不具合ない理由」の内容があまりにひどかったもんで。せめてこのブログを見てくれる方だけにでもと思い……。あ~、それにしてもまだ若いというか、青いなぁ。


 え~とですね、ひと口にハイブリッドと言っても、トヨタとホンダでは構造も方式もまったく違います。簡単に言うと、トヨタは電気自動車、ホンダは通常のガソリン車と考えてください。ただ、トヨタの場合は100%電気が無理なのでガソリンエンジンを補助機関として、ホンダの場合は小型ガソリンエンジンの性能を補う目的で電気モーターを使っています。


 まずこの違い。さらに、トヨタ方式はエンジンと電気モーターを並列に配置しますが、ホンダ方式はエンジンとモーターの出力軸が同一線上にある直列方式を採っています。今回のポイントはここ。ホンダの場合、エンジンと同軸上にモーターが付いているため、駆動系や制動系のシステム構成は、基本的に従来のガソリン車と同じ方式が使えます。ということは、ドライバビリティもガソリン車と同じであるため、トヨタ方式で問題となったブレーキシステム切り替え時の“空走感”は、原理的に起こり得ない問題となるわけです。


 客観的に両社のEV方式を見比べれば、トヨタが先進的であることは明らかだ。フル電気を目指してなし得ず。やむなくガソリン機関の力を借りた結果のハイブリッドだが、志は高い。それだけに、システムも制御も高度・複雑になり、高度・複雑であるがゆえに制御の網の目からこぼれ落ちるものが出てくる。責任回避に聞こえるとマズイが、これはなかば不可抗力に近い。発展途上のものが抱える宿命のようなものだろうか?


 個人的には、低コストで構造もシンプル、重量も軽いホンダ方式は、より現実に即した選択肢として評価されるべきだと思う。メカニズムに絶対を求める考え方もあるが、現実を見据えたハードウェアもあって然るべきだと考えている。


 また、こんな時間になってしまった。これから難関、グループAローバー・ヴィテスの原稿と格闘せねば。次こそは、好きなレーシングカーの小話を書きたい。。。 う~~


追--プリウス関連のニュースの中に「ブレーキの感触はクルマによって違うものと思っていたから気にならなかった」というユーザーコメントがあった。日常の運転で積み重ねてきたドライバーの経験値が、プリウスのブレーキタッチは許容範囲内にあった、と言わせている。ちなみに、この方は58歳の主婦だとか。プリウスの件がリコール級なのか、そうでないのか、いまだに判然としない。


 いつものことだが、また時間との追いかけっこになってしまった。これから10日間くらい、ロクに寝る時間もなくなりそうだ……。ま、終わりよければすべてよし、と決め打ちして、うまくいくんだという楽観論で構えることにしよう。


 そういえば、自分の記憶を整理するつもりで始めたひとり言的なブログだが、思いのほか見てくれる人が多く、正直驚いている。楽屋落ちみたいなネタが多く、大しておもしろいとも思えないのだが、見てくれる人がいるというのは、やっぱりありがたい。そんなわけで、申し訳なくも1週間から10日ほどブログの更新が途絶えます……。


 この文面を作りながら、視野の片隅にTVのニュース画面が。プリウスのブレーキ問題について取り上げている。率直なところ、リコールの重大性より、トヨタの公に呼びかけるタイミングの遅さが気になった。やり方によっては、トラブルをチャンスに変えることもできるのに……。


 2~3年前のことになるだろうか、パナソニック(当時ナショナル)が、外気導入型ファンヒーターの欠陥による商品回収を、懇切丁寧に行なったことがあった。まずはユーザーの安全を、という姿勢を前面に打ち出したことで、企業の誠実さが浮き彫りになった。ヘタなタレントを使うCMより、はるかに好印象のキャンペーンだった。


 機械物が壊れるのは当たり前。リコールが発生しても、そのことでユーザーは信頼を失わない。むしろ、起きてしまったことへの対処の仕方でメーカーの信義は問われることになる。事なかれを最善と考える成果主義の、実は無能な重役を経営陣に抱える企業が過ちを犯す。


 このご時世、仕事があるのはありがたい。ある意味、ふるいにかけられる状態は、そこに残った物の本質が明確に見える好機と考えるべきだろう。あと1週間か10日か分からないが、どれだけ集中して満足のいくものが出来るか。好きで選んだ仕事、義務感や責任感で済ませたくない。忙中に、笑顔で「好きだから」、と言えるようになりたい。