さてさて十二支から子午線・鬼門と来て今日は第3回。
今日のお話は「桃太郎」の前編(!)だわよ。
(ってことはまだ今日では終わらないってことね・・・)
さてさて桃太郎と言えばやっぱり鬼退治。
でもどうして鬼退治は「桃」太郎なんだろう?
別に「柿」太郎でも「蜜柑」太郎でも「林檎」太郎でもいいんじゃないの?
こんなことって考えたことない?
中国の史書「春秋左氏伝」『昭公四年・桃紅柳緑の候』に「桃木製の弓で棘製の矢を射れば災いを避けることができる」と書かれています。
(ここから「桃弧棘矢」という四字熟語があり意味は「災いを祓うこと」)
また「玉燭宝典」には「桃は五行の精だから邪気を退け鬼を防ぐ力がある。それで人は桃板を戸に懸けこれを仙木という」と書かれています。
中国だけでなく日本ではどうなのか?
すると「古事記」上巻に桃が登場します。
ヒノカグツチノカミ(火之迦具土神)を産みそのときの火傷が原因で亡くなってしまったイザナミ(伊邪那美)。
イザナミをどうしても忘れることができないイザナギ(伊邪那岐)は彼女を追って死者が住むという黄泉の国へ。
そこでイザナミはすでに黄泉の国の料理を食べてしまったのでもう戻れないと。
それでもどうしてもと言うイザナギの気持ちを考え戻れるかどうか相談するので待ってくれとただし待つ間は絶対に扉を開けてはならないと。
しかし相談のあまりの長さに待ちきれずつい扉を開けて中を見てしまったイザナギ。
そこには腐敗してウジにたかられヤクサノイカヅチガミ(八雷神)に囲まれた変わり果てたイザナミの姿が・・・。
その姿に驚き慌てて逃げ出すイザナギ。
すると恥をかかされたとイザナミはヤクサノイカヅチガミやヨモツシコメ(黄泉醜女)を追っ手として差し向けます。
逃げ出したイザナギが髪飾りを投げると山葡萄に櫛を投げると筍にそれぞれ変化し撃退を試みます。
しかしそれらは時間稼ぎにしかならずなおも追ってきます。
そして最後に傍らにあった桃の木から実を取って投げつけた。
するとその神通力に恐れをなしてついにシコメは逃げ出して撃退に成功し葦原中国まで戻ってきたそうな。
このときイザナギは桃にオオカムヅミノミコト(意富加牟豆美命)という神名を送り「これからも困った人を助けてくれ」と命じたという。
(いや~「古事記」の話がメチャ長くなってしまった・・・・汗)
このように桃は古くから神聖な食べ物で邪気を祓う力があるとされてきたようで。
つまり鬼を退治するのは「桃」太郎じゃないと成し遂げられなかったって話だわね。
そう言えば鬼門の方角に魔除けとして桃の木を植えたらいいらしい。
あ!京都御苑の大宮御所や仙洞御所の正門をよく見ると・・・。
そして大阪城の大手門も見てみると・・・。
鬼瓦と言えば元々魔封じ。
そしてここでは鬼瓦ならぬ桃瓦と。
(第4回に続く・・・次はいよいよ最終回「桃太郎」後編)
今日のお話は「桃太郎」の前編(!)だわよ。
(ってことはまだ今日では終わらないってことね・・・)
さてさて桃太郎と言えばやっぱり鬼退治。
でもどうして鬼退治は「桃」太郎なんだろう?
別に「柿」太郎でも「蜜柑」太郎でも「林檎」太郎でもいいんじゃないの?
こんなことって考えたことない?
中国の史書「春秋左氏伝」『昭公四年・桃紅柳緑の候』に「桃木製の弓で棘製の矢を射れば災いを避けることができる」と書かれています。
(ここから「桃弧棘矢」という四字熟語があり意味は「災いを祓うこと」)
また「玉燭宝典」には「桃は五行の精だから邪気を退け鬼を防ぐ力がある。それで人は桃板を戸に懸けこれを仙木という」と書かれています。
中国だけでなく日本ではどうなのか?
すると「古事記」上巻に桃が登場します。
ヒノカグツチノカミ(火之迦具土神)を産みそのときの火傷が原因で亡くなってしまったイザナミ(伊邪那美)。
イザナミをどうしても忘れることができないイザナギ(伊邪那岐)は彼女を追って死者が住むという黄泉の国へ。
そこでイザナミはすでに黄泉の国の料理を食べてしまったのでもう戻れないと。
それでもどうしてもと言うイザナギの気持ちを考え戻れるかどうか相談するので待ってくれとただし待つ間は絶対に扉を開けてはならないと。
しかし相談のあまりの長さに待ちきれずつい扉を開けて中を見てしまったイザナギ。
そこには腐敗してウジにたかられヤクサノイカヅチガミ(八雷神)に囲まれた変わり果てたイザナミの姿が・・・。
その姿に驚き慌てて逃げ出すイザナギ。
すると恥をかかされたとイザナミはヤクサノイカヅチガミやヨモツシコメ(黄泉醜女)を追っ手として差し向けます。
逃げ出したイザナギが髪飾りを投げると山葡萄に櫛を投げると筍にそれぞれ変化し撃退を試みます。
しかしそれらは時間稼ぎにしかならずなおも追ってきます。
そして最後に傍らにあった桃の木から実を取って投げつけた。
するとその神通力に恐れをなしてついにシコメは逃げ出して撃退に成功し葦原中国まで戻ってきたそうな。
このときイザナギは桃にオオカムヅミノミコト(意富加牟豆美命)という神名を送り「これからも困った人を助けてくれ」と命じたという。
(いや~「古事記」の話がメチャ長くなってしまった・・・・汗)
このように桃は古くから神聖な食べ物で邪気を祓う力があるとされてきたようで。
つまり鬼を退治するのは「桃」太郎じゃないと成し遂げられなかったって話だわね。
そう言えば鬼門の方角に魔除けとして桃の木を植えたらいいらしい。
あ!京都御苑の大宮御所や仙洞御所の正門をよく見ると・・・。
そして大阪城の大手門も見てみると・・・。
鬼瓦と言えば元々魔封じ。
そしてここでは鬼瓦ならぬ桃瓦と。
(第4回に続く・・・次はいよいよ最終回「桃太郎」後編)



