聖霊が私たちに到達する方法やルートを、限定しようとすべきではありません。
たとえば、夜間に見る夢、友人との会話、ひらめいた考え、読んでいる本
出席した授業ーー聖霊はこうしたもののすべてを、私たちの間違った思考の
訂正を示すために使用することができます。
(赦しのカリキュラム ケネス・ワプニック/グロリア・ワプニック著 P189)
奇跡講座についてよく聞かれる質問と答えをまとめた本、
赦しのカリキュラムの中の質問44。
その質問の内容を簡単にいうとこういうものだった。
「私は内なる声が聞こえないが、それはよくないのか?奇跡講座の落第生か?」
それに対して、ヘレンさんが聞いていたような声が聞こえないからといって落第ではない、
そこが奇跡講座の学習で誤解されるところだと解説されていた。
その質問のところに、↑の記述があった。
そして、良い生徒の唯一の基準は、
赦しを通して自我を取り消す聖霊のレッスンを学ぼうとする
「わずかな意欲」をもっていることだという。
2016年に仕事を辞めた時は、自分がここにいる目的は、
奇跡のコースが教える方法を使って、
この夢から覚めることだと思っていた。
そのために赦しを日々やることと、
聖霊にたずねるということをやっていた。
でも実際には、聖霊に聞いても答えがわからない。
聞くこと自体、すぐに忘れてしまう状態だった。
聖霊は必ず答えてくれるのだが、私の方が受け取れていなかった。
受け取っていてもその認識がなかったりした。
そんな時、少し前から「ふと」思い出したように
エンジェルカードを何度か引いた時に、結構具体的な内容が出てきた。
カードにはいくつかの意味があるが、「ふと」このことを言っているのだろうな
とその意図が伝わってくる気がした。
そして、それが実際に役に立ったり、自分を助けてくれた。
一時は、奇跡のコース以外はいらないし、スピリチュアル系のものもいらないし、
まして占いとか、カードとか全く必要ないと思っていて、処分したり、
本棚の奥に追いやっていた。
けれども、度々いろんな場面でどうにもならな~い!となって、赦しもできない時、
ただ助けて~としか言えない時、聖霊はコースに限定して働きかける訳ではないようだと
少しずつ体験からわかってきた。
誰かがくれる何気ないメールだったり、出来事だったり、音楽だったり、
惹かれた本だったり、たまたまつけたテレビの誰かの言葉だったり。
(今から振り返ってよく見てみれば、
奇跡のコースを学ぶ前からでも、いろんな形を通して、
聖霊が働きかけてくれていたな。。なんてありがたいのだろう)
ならば、聖霊に聞く時にカードなどを使うのは、有効ではないか?と思った。
タロットは小学校の頃に何かの付録でもらったことがあり、
その後も自分で購入したこともあるので、少し馴染みがある。
一枚一枚が独自の意味を持つから、聖霊の声をきくために、
道具としてカードを使うことができるのではないかと思った。
ぼんやりとしかわからない現状をなんとかしたいと思った。
ゆくゆく聖霊ともっとツーカーになればw、カードを介さなくても大丈夫かもしれないが、
今は何かそのようなツールがある方がいいのではないかと思ったのだ。
Taoさんにコンタクトをとったところ、タロットの初級講座が久しぶりに開催される予定なのだが、
それはまだ数か月先のことだった。
そこで講座の前に、Taoさんの師匠のタロットの先生、
「ACIMで行こう」の中にでてくるVさんことvijayさんの
個人セッションを受けてみてはどうかとTaoさんが提案してくれた。
vijayさんが個人セッションをされるとは知らなかったのだが、
本のなかでビシバシとTaoさんに指導する
vijayさんとのセッションって、面白そうとすぐに申し込みをした。
しかし、本当は人見知りで、ブログと本でしか知らないTaoさんにコンタクトをとるのも、
ドキドキな私。
まして本のなかのvijayさんのイメージは、つっこみが鋭くて、
新宿○丁目界隈にいらっしゃるような、私のなかでは
マツコ・デラックスさんのようなイメージだったので、
最初はSkypeで声だけとはいえキンチョーだった。
こんにちは~。
と始まった初セッション。
あれ?声がアナウンサーみたいだな。イメージと違うわ。
という、どうでもいい心のつぶやきからはじまったのだった。