なんだか今週は山にも行っていないのに、
身体がバキバキのまさちぇりーです。(´･ω･｀)
昨日の大阪石フリマの直前の、
朝の７時から搬入前の２時間ほど。
堺のラウワンでスポッチャやってました。
射撃→テニス→サッカー→バスケ→投球→ダーツ→マリオカート→トランスフォーマー→シューティング→他多数
一番やりたかったバッティングは故障中でした・・・
ロデオ？物理的に、勘弁してくださいｗ
近くには仁徳天皇陵もありましたよ。
うん？
何言うとんねん！
なにしとんねんっ！
はやく現地について、
雨降りで暇だったんですね。
石のイベントはそりゃ楽しいですがー
山行きたいフラストレーションは確かにあります。
静かなお山が大好きです。
そんな感じなので、
今日は綺麗な石でもみて休養しましょう。
麻績の負晶入り水晶です。
松茸タイプの綺麗な水晶です。
骸晶になる場合も多いですが、
今回のは比較的端正な結晶になります。
真ん中にはわりと水晶の形に近い、
両錐の負晶が入っております。
結構石のお客さんとかで、
「負晶ってなんですか？」
この質問は多いですね。
「ペグマタイトって何ですか？」の次くらいに。
負晶とは（虚晶/Negative Crystal）ともいいます。
水晶の結晶面で構成されていますが、
水晶が入っているわけではありません。
負晶入りって言葉がややこしくさせていますが、
まあ名前の通り「実体が無い」というような意味です。
負晶の正体は水晶の結晶面なんですね。
何度も言いますが水晶が入っているわけではありません。
水晶が「水やガス」を取り込んだ際に、
それを結晶面で取り囲み水晶の形としてあらわれます。
松茸タイプの骸晶水晶などの内部には多くみられます。
骸晶がある種の結晶欠陥というのならば、
負晶もある意味ではエラーなのかもしれません。
でも負晶って名前に反して面白いです。
綺麗な水晶に綺麗な負晶が入ると、
それはもう芸術的に美しい世界となります。
負晶の中身が水晶の実体がない分、
普通の水晶とは違う表現をすることができます。
今回のものは水晶に近い形状の負晶をご紹介していますが、
凹んだり窪んだり潰れたりが激しいのが特徴です。
負晶はなんとも不思議な形状をとることができます。
これ今回は、
全部同じ水晶の同じ負晶を撮影しております。
１つ疑問があるとすればー
たぶん負晶って自由にはいるんですよね。
同じ水晶内の負晶でも向きとか形状が自由なんです。
例えば山入り水晶って同一個体として、
元の水晶の上に忠実に水晶が乗るじゃないですか。
一方で負晶は各々別個体として水晶内部で結晶するんですか？
まあインクルの水や気体に合わせて、
水晶として柔軟に対応したってことなんでしょうかね。
たとえそうだとしてもベースの水晶にならって、
負晶ごとに向きとか形状が似通っていたほうが都合がいいような気もしますが…
今度もうちょっと観察して調べてみよう。(。-ω-)zzz. . .