晶洞性 | まさちぇりーの部屋・鉱物採集とか!日記

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主に水晶、鉱物採集を2011年より開始。
日本の美しい鉱物に心惹かれ綺麗な石を探しに行きます!(*゚ー゚)ゞ

いろんなアクアリウムもしているよ~ヽ(゚◇゚ )ノ

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採集者はしばしば、

 

「晶洞性」なんて言葉を使います。

 

これは「晶洞由来の結晶(鉱物)」という意味です。

 

結晶鉱物には何種類かカテゴリーがあって、

 

「岩石中の結晶」「鉱脈中の結晶」「ガマ(洞晶由来の結晶)などと区別する必要があります。

 

ここでややこしいのが、

 

自形結晶の存在する分布の範囲です。

 

岩石中はともかく鉱脈中では、

 

時々結晶面をもった鉱物が埋没するかたちで存在します。

 

また「隙間ガマ」と呼ばれる、

 

ごく小規模な空間にかろうじて結晶する場合もあります。

 

むしろ鉱物種によっては、

 

鉱脈中で最も結晶を発達させるものだってあります。

 

実際にズリや崩落や堆積では、

 

結晶を単体で見つけては困り果てるものです。(´・ω・`)

 

次に繋がるのか?

 

どれくらいあるのか?

 

続くものなのか?

 

当たっているか?

 

ハズれているか?

 

貴重なものなのか?

 

ゴミなのか?

 

少ない状況証拠からイメージして、

 

それらの答えを導き出す必要があります。

 

理想をいえば証拠、

 

ガマ(晶洞)やクラスターから直接生えていることを確認するのが一番です。

 

または晶洞由来の共生鉱物と一緒にいれば断定できるものです。

 

ただそう簡単にはわからず、

 

その日だけでは解決しないことも。

 

以前から疑問だった、

 

「晶洞性」か否かわからない鉱物がありました。

 

先日の採集で確実に晶洞の鉱物と共生しているものを見つけて、

 

数年ごしで「ガマから生えていた」ことを確認できたケースがありました。

 

これがわかると、

 

次への可能性がガバッと開けてくるのです。( ・ω・)