MUTIAN投薬治療(9日~16日目)の時のこと | アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルとエマ(兄妹)を迎えて約半月後、アシルが致死率ほぼ100%と言われるFIPを発症してしまいました。日本国内での扱いは未承認動物用医薬品となるMUTIANで投薬治療を開始。2020年12月31日に84日間の投薬を終了。84日間の経過観察を経て2021年4月2日寛解となりました。

アシルは2020年10月9日にMUTIAN投薬を開始しました。

その1週間後の診察では血液検査の数値がだいぶ改善されていました。

 

「このままだと1週間後に亡くなります」・・・・・協力病院の先生に言われたことを思い出し

(投薬治療していなければアシルはもういなくなっていたのかもしれない....)

 

投薬治療をお願いすることに迷いはありませんでしたが、元気なアシルを見ていても

(いつかまた悪くなってしまうかも....)と不安は拭い切れず。

 

もしものことを考えてしまうのは今も同じですが、投薬治療を始めた頃は「元気になっているから大丈夫!」というプラスの気持ちと「いやいや楽観視はできない」というマイナスの気持ちの振れ幅が大きくて非常に疲れてしまうことがありました。今は気持ちの整理が少しは上手になったかな....

 

 

投薬9日目(2020年10月17日)~15日目(10月23日)

体重は1625g→1815gに増えました。お薬も投薬2週間で150mgから200mgになりました。

 

投薬16日目・・・・初めて吐きました....200mgになって2回目、飲ませて25分後に。

投薬時の注意として「60分以内に吐いてしまった場合はもう1度全量あげる」という決まりがあります。

 

なぜ吐いたのか・・・・思い当たるのは(前日なんとなく元気がなかった)(ウンチが出なかった)(水を結構飲んでいた)など。

 

結果的に吐いたのはこの1回だけでしたが、この日以降84日目まで投薬後60分間は目を離さないように気を付けていました。

 

MUTIANの粉末はオレンジ色ですが、水分を含むと黄色くなります。

アシルが吐いた時、家族はかなり大きな声で「あああああ!(真っ黄色!)(200mg高いのに)」

と叫んでいました。

 

 

 

投薬13日目のアシル(左)とエマ

しっぽの先が白いのはベンガルではめずらしいそう