FIPの疑い(2020年10月9日)その3 | アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルとエマ(兄妹)を迎えて約半月後、アシルが致死率ほぼ100%と言われるFIPを発症してしまいました。日本国内での扱いは未承認動物用医薬品となるMUTIANで投薬治療を開始。2020年12月31日に84日間の投薬を終了。84日間の経過観察を経て2021年4月2日寛解となりました。

翌日(2020年10月10日)のアシル...少し元気になったかな。

朝食後にケージの中のベッドに入ってうずくまることもなく、エマと遊んでいます。

 

今思えば、アシルは家に来た時から、鳴きながら一緒に暮らしていた親猫や友達猫を探し回っていました。

トイレトレーニングも出来ていると聞いていたのに、お漏らしを何回も。

 

家に迎える前から、くしゅんくしゅんとしていたらしく、繊細な性格に加え猫風邪が長引いているのかな

なんて思っていました。

 

そんな状況も少しずつ改善され、風邪も下痢も治ってもっと元気になる!と安心していた矢先でした。

うずくまっている時の遠くを見ているようなアシルの瞳を思い出すと今でも辛くなります。

 

 

 

現在のアシル(5か月)男の子らしくなりました

 

 

 

さてさて、とっても大変だったのが投薬!

2日目からは私たちだけで飲ませなければなりません。

 

投薬器を使って飲ませるのですが、まず口を開けてくれません.....

動画を参考にさせていただいたり、家族総動員でご機嫌を取ったり(これは余計怖がらせました)

 

難しい.....結局初めての投薬は、100mgのカプセルが噛まれてダメに....

「あーこの子は投薬大変かもしれませんねー」

昨日、暴れるアシルに投薬してくださった先生のお言葉がよみがえりました。 

 

 

 

投薬後心配してアシルに寄り添うエマ(左)