FIPの疑い(2020年10月9日)その2 | アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルとエマ(兄妹)を迎えて約半月後、アシルが致死率ほぼ100%と言われるFIPを発症してしまいました。日本国内での扱いは未承認動物用医薬品となるMUTIANで投薬治療を開始。2020年12月31日に84日間の投薬を終了。84日間の経過観察を経て2021年4月2日寛解となりました。

診療時間が過ぎているにもかかわらず、快く電話対応してくださった協力病院の先生。

翌日10月9日(金)10時に予約を入れてくださいました。

 

かかりつけの動物病院は車で15分足らず.....でも協力病院は2時間位かかりそう.....

アシルにとっては車の方がいいのかな、でも車で初めての場所は自信がないし

雨も降っている.....等々考えて電車とタクシーで行くことに。

 

キャリーにぶーちゃん(おもちゃ)とクッションやふわふわタオルを入れて(この日は寒かった)

結構混み合っている電車に乗りました。

 

なーなー鳴くアシル。周りの皆さんごめんなさい....

.私もいろいろな思いで緊張.....(車でなくてよかったかも)

 

協力病院では、腹部エコー、腹水抜去、血液検査、猫エイズ・猫白血病検査、猫コロナ検査、検便を

行いました。(お腹の膨らみは腹水.....!)

 

まだ結果待ちの項目もありましたが、90%FIPという診断(ウェットタイプの初期ステージ)でした。

「このままだと1週間後に亡くなります」(えっ...元気はないものの食欲はあるのに....そんなに早く.......)

猫伝染性腹膜炎という病名は知ってはいたものの、実感がありませんでした。

 

アシルの場合、早い段階で連れてきたのでMUTIAN投与により改善がみられるのではとのこと。

1日でも早く、ということで正午にMUTIAN1回目を投与。

よく頑張ったね、アシル。

 

 

 

帰宅後くつろぐアシル

 

 

もう眠いかな

 

 

〔血液検査結果〕

白血球数〔基準値 55~195〕 250(高い)

TP(総たんぱく)〔基準値 5.7~7.8〕 8.2(高い) 脱水、炎症

TBIL(総ビリルビン)〔基準値 0.1~0.4〕 0.7(高い) 黄疸

SAA(血清アミロイドA)〔基準値  0~5.49〕 141.2(高い) 炎症

A/G比 0.41

 

2020年10月9日現在  アシル(男の子)生後2か月22日   体重1400g(MUTIAN 150mg)