皆様はじめまして。
入社1年目、ラシック店の森本です。
入社を機に名古屋で暮らすことになったのですが、三重県18年、京都4年。そんな私にとって名古屋はまだまだ分からないことが多いのですが…(東海ラジオの聴いてみや~ちを聴けばいいのでしょうか。)
頑張ってブログ書きますので!
頑張って働くのはもちろんですが、こちらも頑張りますので…これからよろしくお願いします!
入社すぐに「ブチャラティみたいな髪型してるね」と言われようとも。(私もアリーデヴェルチって言いたい)
垂水店の須方さんに「自分不思議やで。」と言われようとも。
私は名古屋で頑張ってます。
さて、今回私が紹介する商品はこちら。
伊勢古里屋の伊勢うどんです!!
伊勢うどん、馴染みのない方も多いと思いますが、私が育った三重県伊勢志摩地方ではポピュラーなうどんなんですよ。
伊勢うどんという名前の通り、伊勢神宮の参拝客や旅行者向けに江戸時代にこの地方で開発された料理だそうです。
そんな昔も今も愛されているおうどん。実際に伊勢志摩出身の私が作ってみました。
あまりの簡素さに「ふざけてるのか!」という声が聞こえてきそうですね。
作り方
1.伊勢うどんの麺を茹でましょう
2.茹で上がったらお湯を切りましょう
3.専用のうどんのたれをかけましょう
簡単ですね~。
「それって素うどんやん!ふざけてるのか!」っていう声が聞こえてきそうですが、普通のうどんとは違うんですよ~。
伊勢うどんの一番の特徴と言えば
ふわふわの極太麺!
もう、ふっわふわです。
茹ですぎやろ!っていうくらいふわふわです。コシを大事にする讃岐うどんとは対極に位置する食感。
グミとマシュマロくらい違います。
その次に忘れてはいけないのが
伊勢うどん専用のたれ!
写真では分かりにくいのですが、非常に濃ーーーい色をしたタレで、塩辛く見えますが、たまり醤油とおだしの味がほんのり甘くて美味しいのです。
そんな伊勢うどん。
ふわふわの麺にタレをかけるだけの簡単な頂き方にも実は歴史がありまして…
前述したように、伊勢うどんは伊勢神宮の参拝客や旅行者向けに作られたものなので、ささっと!手早く!提供する必要がありました。
皆さんもお腹が空いている時に待たされたらたまりませんよね。
伊勢うどんは多くのお客様に手早く提供するために、茹で時間を気にしなくてもよい極太柔らか麺、釜揚げしたうどんにさっとたれをかけるだけのスタイルになったとされています。
また、遠くからお伊勢さんまで来たお疲れのお客様のために消化の良い柔らか麺になったという説も。
どちらにしても、理にかなった歴史ですよね。
味も歴史もほっこりな伊勢うどん。
そこのあなたもご家庭で召し上がってみてはいかがでしょうか?
皆様のご来店心よりお待ちしております。
ではでは!
アリーデヴェルチ!
また会いましょう~。
ラシック店、森本でした。
(一部店舗では取り扱いがない場合がございます。事前にご確認のうえお買い求めください。)