映画時々サッカー観戦ブログ -1012ページ目

映画ブログ2017:38「ひるね姫」

を観た。

正直、これは今一つ。

ストーリーや声優は良かったと思うけど、「ひるね姫」という設定自体が必要なかった。肝心な部分がほとんど「夢」という抽象的な表現ばかりだから、今一つ迫力や緊迫感が伝わってこない。

期待が大きすぎたのかもしれない。

 

 

映画ブログ2017:37「結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-第1章「ともだち」」

を観た。

期待以上に面白かった。

主人公は責任感の強い、典型的な「勇者」な性格。しかし担任の先生からリーダーに指名されず、代わりに指名された子が頼りないから「自分がしっかりしないと…」と奮闘していくんだけど…、意外な方向に話が進んでいく。

「チームワーク」、「リーダーシップ」、「友情」の一般的な概念とその落とし穴について、実に上手く描けていると思う。単なるオタクアニメではない。

次回作も楽しみ。
 

 

映画ブログ2017:36「チア☆ダン」

を観た。

広瀬すず主演…なんだけど、チアダンス部員全員と顧問の先生が主人公と考えて観るべき作品。誰を中心に観ても楽しい。今回の広瀬すずは、「キャプテン翼」なら石崎。最初は誰がどう見ても凡人なんだけど、才能がある仲間に囲まれ、また本人の強い気持ちでいつの間にかチームの中心になっているタイプ。読者が感情移入しやすいタイプ。

演出で巧いなと思ったのは、決め台詞を二回、それも違う人に言わせていたところ。円陣組んでる場面がその典型。そうやって、絆の強さや台詞の意味の立体性を表現しているところが面白かった。あと、「端っこでもセンターのつもりで踊る」もそう。これは二回目の方がググッとくる。最初が端の人が言った場合、センターから端にポジションが移った場合、こんなに意味合いが違うんだと思った。

これは間違いなくヒットする。今年のベストテンに入れる価値はある。ちなみに一番タイプなのは中条あやみ。