第20回:国文学研究法(’15) | 放送大学院学習の記録~教養の意義を問い続ける旅路~

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2015年4月に修士選科生としてスタート。教養とは何か、なぜ必要なのか、人文学を通して追求していきます。

この科目は、科目名にある通り、大学院で研究する手法を担当教員の専門領域である日本文学をもとに講義するというものでした。

 

担当教員は、「徒然草」を専門としていましたが、和歌や現代文学、他にも吉田健一についても触れながら調査や研究の方法を解説していました。

 

資料の探し方、国会図書館での調査、フィールドワークなど、専門的に研究する方法について、触れていたのは興味深かったです。

 

国文学研究法となってはいますが、他の人文学分野を研究している人にも参考になる講義だと思います。

 

試験は、中間添削指導も単位認定試験も4択式10問です。設問は印刷教材に書かれていることから出されていますので、比較的解答しやすいと言えるでしょう。

 

単位認定試験については、持ち込み可でした。ただ、選択肢に書かれていることは結構細かいので、講義を聴かずに試験に臨むと時間が足りなくなると思います。

 

しかし平均点は概ね90点前後というかなり高い状況ですので、それほど難しいわけではないと思います。