急激に暑い日が続いて
今日はエアコンの点検や修理などのご相談を多く頂きました!
毎年これ位の時期にエアコンのご相談は多いのですが
よく頂くご相談に
「エアコンガスを入れてもらったけど効きが悪い」
などなど、何とかしようとして他店やガソリンスタンドなどでやってもらったけど変わらないというご相談が多いです。
まあ仕組みをわかっていると当たり前の話なんですが
クルマのエアコンにはガスの規定量が定められていて、少ない場合はもちろん多すぎても効きが悪くなることがあります。
大体の場合、エアコン点検を依頼するとこんな機械を接続されると思いますが
これは圧力を測定しているだけなので
現在のエアコンガスの量までは測定できません
エアコンガスの圧力を見ながら、ガスが少なくて効きが悪いのか、それ以外に原因があるのかを判別することはできます。
圧力でガスの量も目安としてはわかるかもですが
最近のカーエアコンに使われているような可変コンプレッサーなど単純なON-OFF制御ではないような場合、これだけでガス量が適切かどうかの判断は出来ません。
正確なガスの量を調べるには・・・
エアコンガスを抜く!
これ以外にはありません
当店で使用しているテクサエアコンガスクリーニングは現在クルマのエアコン内にあるガスを回収、量を測定してガスをクリーニング、そして規定値にキッチリ充填することが可能です。
エアコンガスをクリーニングしてエアコンサイクルを真空にした後で再度充填することでエアコンシステム内に入り込んでいる湿気を除去し本来の性能を引き出します
時々・・・というかほとんどの場合、この機械を繋ぐとエアコンガスが規定値の7~8割程度しか充填されていません。
今現在エアコンの効きに不満の無い方でもガスをクリーニングしてキッチリ規定値まで充填することでこれまで以上に効きが良くなる事も・・・
エアコンのメンテナンスと言って容易にエアコンガスチャージをしたりエアコン添加剤を投入しても一時しのぎになる可能性もあります。
例えば・・・
基本的にはエンジンオイルは汚れたオイルが入ったままで継ぎ足してOKとはならないはず・・・
エンジンオイルが減ってきて量が足りなくなってきたし、潤滑性能も心配・・・・となって汚れたオイルが入ったままで添加剤を入れる人もいないですし、それを勧める整備士もいないと思います。
なぜかエアコンガスに関しては上から継ぎ足し、添加剤も継ぎ足しで大丈夫って事になってますが・・・
キッチリエアコンのメンテナンスをして快適に梅雨のドライブを楽しみましょう!