先取点で獰猛さを失ったジェフ「ジェフ市原千葉vsモンテディオ山形」 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

開幕戦は、ベガルタ仙台の時の監督だった渡邉監督とコーチだった小林監督との師弟対決になりました。

 

(今シーズンより新しいジェフゲート?登場)

 

今年のスタイルは、昨年のスタイルに引き続き、ちばぎんカップで見せたような90分間続く相手へのプレッシングと素早い攻撃のはずだったのに開幕戦にして崩壊。

 

一体どうしたんだろう、という感じですが、私の印象ではキックオフ早々に鈴木キャプテンのヘディングが決まったことで、安心してしまったのかもしれません。

 

(開幕ならではのキックオフ前のセッティング)

 

ちばぎんカップの時は、こんなサッカーが90分間続けられるのか、と心配しましたが、レイソルを終始圧倒して、どっちがJ1なのかわからないようなゲームでした。

 

(ビッグフラッグで見えなくなってしまう)

 

しかしちばぎんカップはJリーグではない。Jリーグで勝たなくては全く意味がない。

 

失点したところも、どれもプレッシングが緩くなって与えてしまった失点で、ちばぎんカップのようなサッカーをしていたら防げていた失点でしょう。

 

(開幕戦からしばらくはアウェイが続く山形のサポーターの熱気も素晴らしい)

 

この寒くて雨が降る観客にとって最悪の環境下、1万人以上を集めたこのフクアリです。来週のフクアリではこんな試合をしてはいけない。もう一度チャレンジャーの精神に戻って獰猛なジェフをみたい。

 

そんな開幕戦は、山形に逆転負けしたことよりも、サッカーの内容に失望してしまった開幕戦でした。

 

(今年のバックラインはこの高さ)

 

【個別選手の印象】

新戦力の横山選手はいい選手ですね。細かいテクニックも抜群でこれは期待できます。そして初得点も。GMは、いい選手取ってくれました。

 

田口選手は、ちばぎんカップの時からコンディションが上がっていないようです。いつもの安定したプレーができていない。早くコンディションを戻してほしい。そうしないと他の選手にポジションとられちゃう。

 

GKの藤田は、キックオフ前の練習では素晴らしいフィードを見せていましたが、本番では難しいのか、得意だというフィードの精度が少し悪い。このレベルでは五輪代表にいけないのではないかと思います。藤田選手も早く調子を取り戻してほしいと思います。

 

田中選手は、個人で試合の展開を変えてしまう素晴らしい選手だということを今節も証明。逆に他の選手がゆるかったので、なおさら目立ってました。よくジェフに残ってくれました。感謝です。

 

高橋選手は、右サイドバックにだいぶ慣れてきて、90分間安定したプレーを披露。昨年は個人的にここがジェフの弱点だと思っていたのですが、彼の成長がその穴を埋めてくれました。

 

(ジェフで活躍した工藤と船山があいさつに来るというので早めのフクアリ到着)