デフレ時代を堪能できるレストラン「その4」成田うなぎ街道「又兵衛船形店」 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

 

 

ここ何年かの一尾あたりの鰻重の価格はおおよそ3,500円〜5,500円が相場とはいうものの、このインフレ時代にはこれからどんどん上がっていくと思われます(詳細は以下参照)。

 

 

そんな中、2023年の年末に伺ったこちら又兵衛さんは、デフレ時代を満喫できるCP高いうなぎ専門店。限定大うなぎ税込3,500円というこのサイズにして破格の値段で、文字通り標準サイズを超える身の太い鰻をいただけます。まさにデフレ時代を堪能できる鰻重です。

 



12月29日11時過ぎに到着しましたが、鰻街道の複数の店舗に年末休みが多いためかどうかは不明ですが、11時半を過ぎるとあっという間に満席になってました。

 



▪️料理・味
2名で伺い、当店おすすめという、限定大うな重3,500円2名分(地焼き&蒸し焼き)、生きもタレ700円、お持ち帰り用のうなぎヒレの唐揚げ300円で、合計税込8,000円でした。

実はお茶と一緒に提供されたうなぎヒレの唐揚げが思わず美味しくて、パクパク食べてたらお持ち帰り用の300円パックがあったので。その分も追加で注文し、卓上でいただきました。

 



次に「生きもタレ」が到着。この時点でなんて甘いタレなんだ、とびっくりします。

 



そしてやってきたのがうな重。私は蒸し焼き、先輩は地焼きを頼んだのですが、両方食べ比べてみると、この甘い特徴的なタレには地焼きの方が合うように感じました。

 


(地焼き)

焼き方が違うと普通は別々に給仕されると思うのですが、わざわざタイミングを合わせて持ってきてくれるのはさすがだな、と思います。

 


(蒸焼)

それにしても、この甘いタレは、好みが分かれるな、という印象。個人的には美味しくいただきましたが、人によっては違う印象を受けるかもしれません。

 



自慢の鰻は浜松産だったか。東船橋の「はんなり亭」ほどではないものの、確かに相当に太い鰻で、しかもこのサイズにして3,500円ですから、圧倒的にリーズナブルです。

焼き加減もホクホク熱々で、鰻ならではの味わいがじっくりと楽しめました。

味噌汁がつくのですが、この味噌汁は、茨城県涸沼のシジミ汁で、成田で日本三大シジミの一つの涸沼のシジミが食べられるとは思いませんでした。

 

(ヒレが「うまい、うまい」と言って追加注文したら、特別にうなぎの喉の部位も!)

▪️サービス・雰囲気
奥に座敷があって、テーブルが数卓。そして、この類の店舗にして珍しいカウンター席もあ流のが面白い。

給仕の女性の方々も皆、いかにもの親切丁寧な接客で、親しみやすくて話しかけやすくて、気も効いているし、安心して美味しい鰻が楽しめました。