グアルディオラ&FCバルセロナファンの私は、日本戦でなければ、スペインを応援するわけですが、私が仮に日本人でなかったとしても、日本のこの劇的勝利にはスタンディングオベーションしたのではないかと思います(実際、私の隣に座った外国人も一緒に応援してくれました。ありがとう)。
そんな気持ちのこもった選手たちの鼓動が、我々スタンドにいる観客にも届くのです。
(アディショナルタイムにひたすら祈る人も)
日本代表の選手は、もちろん個々のレベルは、スペインやドイツの選手たちには及びません。それでもなぜスペインにも、そしてドイツにも勝てるのか?
やっぱり一致団結した時のパワーが日本は世界トップクラスだからじゃないか?
(推しの伊東純也)
ワンチームになった時の日本代表の力は、個々の選手たちの気力・体力を増幅させるとともに、連携プレーの練度を高め、一人のミスを全員がカバーし、11人の力が足し算ではなく、掛け算に、そして加速度的に倍増していく、
そんな感じがするのです。
(場内で紹介される堂安のゴール)
だからこそ逆に「選手個々のレベルは史上最強ではなかったか」と言われているドイツ大会では、日本人の一番の強みである団結力を発揮できず、何もできずにグループリーグで敗退。
(試合中にスタジアムの「日本首位!!」を紹介する掲示)
失礼ながら、世界の一流とはとてもいえない歴代日本人の代表監督は、サッカー監督としては世界トップクラスではないけれども、日本代表の監督になった時だけは世界一流になるのです。それは日本人の団結力を醸成してくれるから。
だから日本人監督が成功するのではないのだろうか。
(ハリファ国際スタジアムに入場する森保監督)
サッカーの常識であれば、今失業中の例えばチャンピオンズリーグ優勝監督のトゥヘルなんかを招聘した方が、一見良さそうに感じてしまいます。
でもトゥヘルでは、日本人の団結力は醸成できないでしょう。
戦術的な面は、世界基準のコーチにも任せてもいいかもしれませんが、監督は日本人の方が日本代表はいいのかもしれません。
ああ、それにしても本当に感動しました。ありがとう日本代表。
私の日本戦生観戦はこれで終了。
あと2試合(セルビアvsスイス、オランダvsアメリカ)観戦して帰国したのち、次回クロアチア戦は、アベマTVでしっかり応援したいと思います。
(ドーハらしい夜景)
*追記
DAZNのデイリーレビューは本当に面白い。毎日みさせていただいていますが、詳しい戦術解説とともに、ベンさんなどからの現地情報、ゲストの現役プレイヤーから見た視点など、解説者視点、ジャーナリスト視点、現役プレイヤー視点の3方向からの視点が、説得力あるのですね。
今後とも継続してみ続けたいと思います。