今日はポーランドvsアルゼンチンのチケットが取れなかったので、観戦休息日。
ちょうど日経新聞の社会面にドーハでの状況が紹介されていたので、私自身の実体験もここで整理。
■ノンアルコールについて
これは徹底されていますね。スタジアムではセキュリティーチェックで入念にチェックされ、カバンの中身もガラス張りになるので、お菓子ひとつさえ、入れさせてくれない(一方でタバコの吸い殻が階段に1度だけ拝見したので、上手に潜り抜けた強者もいた)。
W杯を渡り歩いているという夫婦とお話したのですが、「こんなにお行儀のいいワールドカップは、はじめて」とおっしゃっていて、「これは間違いなくノンアルのせい」と言っていたのが印象的でした(子供連れのお客さんなどは、安心して楽しめる大会?)。
なので、スタジアムでは、バドワイザーゼロ(30QAR=1200円)を飲むことになる。
■宿泊施設について
本記事で紹介されているファンビレッジは、私は現在2度目の利用中。
記事によれば、レセプションは受付が5時間待ちだったとのことですが、私の場合、1度目は30分ぐらい。2度目も同じぐらい。
ただし一昨日の2度目は、2時間ぐらいかかると最初に言われ、ネット上での予約をしてもらい「予約番号が表示されたら、レセプションに再度来てください」と言われてしまいました。
その後荷物を預けつつ、どうしようかなと思って、再度、何ヶ所かあるレセプションの先程とは別のレセプションに行って「試合開始に間に合わないから早く受け付けてくれ」と要求したら、なぜかすんなり受付してくれたという具合。この間30分ぐらい。
海外自由旅行していていつも感じるのは「ゴネ得精神」発揮しないとスムーズにコトが進まないということ(特に先進国以外)。
とにかく外国は、日本のようにシステマチックじゃないのです。でもこれって先進国以外では当たり前で、外国では常識(本当に日本はいい国です)。
この前は、レストランで注文受けても催促しないと忘れちゃうし、そんなことは当たり前。
なので、記事の方のようにレセプションに「5時間」と言われてそのまま鵜呑みにしない方が、外国旅行では重要。
■移動手段
これは完璧ですね。最新のメトロの乗り心地は良いし、3分〜5分感覚で、まるで山手線のように頻繁に走っています。しかも観戦客(=ハヤカード保持者)は公共交通機関すべて無料。
ドーハ市のお隣、アル・ワクラ市郊外の巨大な宿泊施設(バラハット・アル・ジャノーブ)に四日間滞在したときは、
スタジアムまで時間かかってどうしようかと戸惑っていたのですが、メトロの駅まで頻繁にシャトルバスが往復しており、30分ほどでメトロ駅に到着。しかも始発駅だったので、そのまま座って乗り換えなければ会場最寄り駅までいけます。
カタール初日は、よくわからなかったので、タクシー使ったのですが、便利な公共交通機関のおかげで、本当に移動は快適。
(スタジアムごとにアクセス方法がわかりやすく表示されている)
ただし試合終了後の宿への帰路は混むので、速攻で駅に向かうのは必須です。一度ダラダラとスタジアムに残ってから駅に向かった時は、人の行列が凄まじく、大変な状況になってしまいました。
(スタジアム974からの帰路は大変だった)
そういえば、メトロは男女別隔離はありませんでした。お隣のUAEのメトロは男女別隔離されていたので(2017年時点)、連れと旅行した時はちょっと困ってしまい、ちょうど男女別のボーダーラインのところに乗車することで回避していたのです。
これは大会中だけかもしれませんが、それでも女性ムスリムが座っていると男性諸君はできるだけその前に立つのは回避しているようでした(家族以外は)。
さて次回は、運命のスペイン戦、現地ではどんな状況だったか、紹介したいと思います。