今回は4度目か5度目ぐらいの訪問。前のお店(丸ビルのヌーヴェルエール:閉店してしまいました)の頃からシェフの料理が好きで、リッツに移ってからも繰り返し利用しています。
それにしても相変わらず盛り付けが素晴らしく美しく、最後のクライマックスのデザートでは、繊細なチョコ(イタリアのドモリだったか)の色合いがお皿に映えて、更にチョコを割って口に入れて、と最高の至福でした。
アミューズ→
蕪のスープ→
ヒラメのカルパッチョ→
リードヴォー(子牛の胸腺肉)
と徐々にフランス料理的になってきましたが、カルパッチョまではちょっと遊びすぎたのではないか、という印象。
(リードヴォーについては奮発してトリュフを載せてもらうべきだった!)
とはいえ、徐々に魚介メイン(帆立のパイ包)→
お肉メイン(エゾシカ肉ロースト)となるにしたがって本領を発揮し始め、最後のデザートでとどめをさしていただきました。
特にエゾシカ肉は、他のフランス料理店と違い、強めに火を入れて、かつ最後の「燻す」という工夫で一味違ったエゾシカを演出。もうちょっと副菜にボリュームがある方が私は好みですが、お肉そのものは体験したことのない創造的かつ美味なるお肉でした。
そしていつもココのデザートは特別。このデザートだけを食べにお伺いしてもいいぐらいです。
また楽しませていただきました。しかもノンアルだと税サ込1人11,000円と本当にリーズナブル。この絶景、この環境、そして美しくも美味なる10皿(アミューズからプティフール&ミニャルディーズまで)もの料理たち。
間違いなく、繰り返し利用したいレストランです。
*やはり、ここも席間広く、コロナに関しては問題ない環境で安心して利用できます。このような状況にもかかわらず、ほぼ満席状態でした。