最初にスタメンみてあまりにも守備的で、これで点が入るのかという感じでしたが、結局その通りになってしまいました。
栃木県SCもプレス守備という違った意味で同じく守備的ですがメリハリは効いており、唯一の得点は事故的な得点だったものの、攻撃時にはしっかりペナルティーボックス内に3人4人投入していたので、点が入るのは時間の問題でした。
「間で受ける」という工藤選手の特徴は理解していますが、いかんせん得点力がない。得点が期待できる選手は、川又選手のみ。
右サイドの旭選手は、守備的でパスは得意ですが、得点力はない。
左の為田選手も、ドリブル突破とクロスは得意ですが、シュートの精度が低く得点力はない。
中盤では唯一得点力のある高橋選手も、守備がメインで、なかなかシャドー的にボックス内に入れない。
せっかくサイドの裏を切り開いても、いつもボックス内には川又選手だけ。これで得点とってくださいというのは川又選手には酷です。
72分にやっとノーマルにゴールが期待できる選手(山下・アラン・佐藤各選手)を投入しましたが、時すでに遅し。栃木SCは5バックで専守防衛体制構築済。しっかりゲームを終わらせにきました。
栃木SCの立場に立つと、こんなに戦略の立てやすい相手はいない。何故ならボール取られたら、すぐにつぶしにいって出しどころを抑え、サイドに追い詰めれば、それでOK。ボックスに入る選手が少ないし、危険な選手は川又選手だけ。点が取られる感じがしなかったのではないか。
したがって、今回はユン監督の采配ミスという印象です。次回ホームでは必ず点をとって勝って欲しい。そして来季に向けた「希望」をみせてほしいです。