人類の歴史は幸福へと突き進む歴史であるが、この本はデータの見せ方やプレゼンのうまさによってベストセラーとなり、そしてメディアや人のSNS、人の思い込みよりも、ファクトフルネスがいかに大事か?を教えてくれた本。「ファクトフルネス」という言葉を一般化しただけでもその価値は大いにあると思います。
書いてある内容のほとんどは、人類は自分たちの社会を不幸にみたがる傾向があり、実際には、識字率、寿命以外の死、紛争、テロの数、飛行機事故、東日本大震災の原発事故(作業員以外の被爆死は現時点ゼロ)などなど、は全て改善しているし、全く深刻ではないという現実。
つまり「データをみて人類は幸福への突き進む歴史であることを現実としてみよ」
ということです。